神社に一礼

京都、滋賀を中心に訪問した神社を紹介するブログです。

お酒のアテシリーズ『ふぐの子粕漬け』

今回ご紹介するのはふぐの子粕漬けです。
いくら、たらこ、タイの子、数の子と、古今魚卵と言えば酒の肴にはええ活躍するお酒を演出する名脇役と言えますが、ふぐの子ってあんまり食べたことがありません。

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河豚の子?

あんた。。死ぬで。。

後ろの声が保険屋のおばちゃんと電話を始めたかどうかは定かではありませんが、ご存知の通り河豚には毒があります、猛毒です。

ふぐ毒=テトロドドキシン。致死量1-2mgの猛毒で、河豚の種類によって毒化している部位は異なるが、卵巣・肝臓等の内臓は種に寄らず食べてはいけません。

 これ、あかんやん(ヾノ・∀・`)

どんなけ美味しくても、食べた代償が死とかどっかのRPGみたいに蘇生呪文でも使えない限り無理です。でも、食べる方法があるそうなんです。

河豚の子粕漬け・糠漬け

文字通り河豚の卵巣の粕漬け、糠漬けです。勿論服毒のつもりはありません。
これ、毒無いんです。意味わかんないですよね。

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河豚の子糠漬け
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河豚の子粕漬け

石川県の一部地域に伝わる郷土料理で、元々猛毒を含む河豚の子の卵巣を2年以上糠漬け・粕漬けにする事で、毒性が消えて、食べても死なないおつまみが完成するという訳です。
一番初めに食ったやつすげぇな(´・ω・`)
昔から伝わる製法で製作された卵巣は、毒性がなくなっている事を入念にテストし、問題ない事が確認された上で出荷されます。
 ・いつから何で食べているか。
 ・なぜ毒が消えるのか。
両方はっきりしたことはわからないそうです。
やっぱあかんやん(ヾノ・∀・`)
この方法で精製した結果、毒は消えるし、しっかりと毒が消えているように検査もしっかりするけど、何で消えるのかわからないし、無毒化のプロセスが分らないから製法も
変えれないという訳です。ヤヴァイ臭いしかしません。
でももう買っちゃったので。しかも結構いいお値段したので。


準備OK(≧ω≦)b
では、文字通り命がけ?の試食タイムと参ります。

調理・味・感想など

まずアルミホイルに包み、弱火で2,3分加熱する必要があります。

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左が焼く前、右が焼いた後。

ヘタレな僕は少しでも加熱した方が毒は抜けるかと思い、心持長めに加熱。香ばしい匂いが拡がります。

テトロドトキシンは300℃以上に加熱しても分解されません。

味は。高級なたらこの様なイメージでしょうか。プチプチした触感は魚卵ならでは、しっかりと染みた濃厚な味と塩気は日本酒にぴったりです。個人的にしっかりした塩気はどっちかおにぎりの具に使いたい印象です。(お茶漬けにも良し、なんて意見もあります。)

まとめ

 今回は中々手に汗握る試食になりましたが、結果的に無事(だと思う)やったので、ただいい食材に巡り合えただけで済んでよかったです。
ホンマに毒抜けてるんやろか。。。
だけがネックで、その点を除けば美味しいおつまみであり、ご飯のお供です。僕が今こうやって投稿できているので食っても大丈夫な事は立証できたはず、、なので、興味のある方は一度お試しください。