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岩窟修行『磐船神社』


天の磐船(あまのいわふね)とは饒速日命(にぎはやひのみこと)が天より降る際に乗ってきたとされる船の事です。大昔に空飛ぶでっかい岩の船とは、UFOやとか色々言われたりするんですが、その天の磐船をご神体とする神社があります。それが今回の岩船神社です。

交野市、大阪の南東の端、京都と境界に位置する街で、近くにキャンプ場なんかも広がる自然豊かな地帯

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この探検したくなるトンネルに流れるのが天野川、この川は交野市を南北に流れていて、その流域の森林に抱かれるようにこの磐船神社はあります。

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この磐船神社、起源は不明ですが饒速日命は物部氏始祖と言われ、その頃に天より参る為に使ったのがこの神社のご神体である天の磐船。であれば、大化の改新よりも古いという事になるんでしょうか。

今回はそんな太古のロマンあふれる磐船神社に一礼。

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神社の真ん中も天野川が流れています。

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この神社は何といってもこの圧倒的質感の岩の群。

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この豊かな自然に守られているとはいえ、この岩群が川の上に絶妙なバランスで佇立している様にはどうしても超自然的なものを感じざるを得ません。

磐船稲荷。

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その奥にあるご本殿。
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さて、この神社の本番はこの先にある岩窟巡りにあります。古くは修験者の修行に使われていたそうで、もう正に岩の洞窟。(そのまんま)
入洞には社務所で手続きが必要です。
・入洞料500円を払う
・たすきをかける
・持ち物を全て預ける(財布、携帯、カメラ、ウエストポーチ等全部)
・二人以上で入る

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えらい仰々しい決まりがあるものだと思います、入るまでは。
僕はいつも通りぼっちでお参りしていたので、決まりがある以上、入る事は出来ません。その為、同じような一人で参拝に来られていた女性と、中年くらいのご夫婦と計4人パーティを組んで入洞する事になりました。

女性は経験者なのか、レインコートにグリップの効いてそうなシューズ、ご夫婦も動きやすそうな山岳スタイル。そしてこの僕はTシャツにハーフパンツ、サンダルと近所の銭湯にでも行くようなスタイル。そしてこの舐め切ったいでたちで挑んだことを後悔する事になるのです。(洞窟内撮影機器持ち込み不可の為、写真は残念ながら一枚もありません。)

入口の鳥居をくぐり、急な階段を降りると、岩肌の突き出した狭い道、というより岩の間を縫うようにかがんだり、岩の穴に体を滑り込ませたり。
前日が雨だったこともあり、ただでさえ摩擦係数の少なそうな岩肌とサンダルの相性は抜群、滑ること滑る事wやはり下調べは大事です。

ただ、薄暗いながらも怖い感覚はなく(夜入ったりすれば話は別なんでしょうがw)流れる石清水のお陰か空気は澄んでいて、これが良い気に満ちている空間というものなのかと感じさせられます。

あと、歩を進める上で絶対守るべき注意が一つ。ところどころにマークしてある白線の矢印を厳守する事。一見下へ下へ、人が本当に入れるのか?と疑いたくなるような穴の中を指していたりするところもしばしばなんですが、途中降りやすく、明るく道が続いていそうに見えて矢印が続いていない道もあったりして、神社の方曰く『矢印に従わず間違えて進んでしまえば、最悪遭難、救助不可になってしまう事もある』という笑えない忠告もある位。

そんな軽いケイビングを約30分弱思う存分堪能すればゴール。階段を今度は上がり、この神社のご神体『天の磐船』に到着します。
お社の上に3枚の岩が重なりあうように、積みあがる巨石。一番大きいもので高さ12m×幅12mというもので、今の世でもこんな山奥にクレーンを搬入する事も出来ない為、この場にこの造形を作る事は出来ないものと思えば、正に神秘を感じざるを得ない景色が広がります。

さて、無事帰還を社務所へ連絡(予定より15分遅れると様子を見に伺われるそうです。)し、岩窟修行の修了証と御朱印も頂きました。

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今回はこれで以上です。ちゃんと準備していけば、怪我するようなほどではないですが、普通のご参拝を想像しているとえらい目にあいますw
ただ、一度行ってみる価値は十分にあり。この神秘さ、自然を思いっきり堪能したい(ええ、十分すぎるほど堪能できます。)方は一度訪れてみて下さい、写真撮影も不可やしこればっかりは自分で見てみないとわからないw服装と、靴は予めしっかりとしたものを用意していきましょう。

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