神社に一礼

京都、滋賀を中心に訪問した神社を紹介するブログです。

上賀茂神社(賀茂別雷神社)

京都五社巡りというものがあります。京都は古来から都の鎮守を目的として設計がなされ、それは外敵は勿論霊的・風水の面からも万全に設計がなされたそうです。
そんな中、都を中心として東・西・南・北とその中心にそれぞれ五社
東: 八坂神社
西 :松尾大社
南 :城南宮
北 :上賀茂神社
中心:平安神宮
が造られ、それぞれの方角の鎮守を担っているとされています。
個人的な参拝としては3社目。

www.aoimon.net

www.aoimon.net

五社はそういった造営の背景から歴史が古い中、とりわけ最も歴史が長い(京都で1番とか)とされているのが今回ご紹介する上賀茂神社賀茂別雷神社)です。
では、今回はそんな京の都、北の鎮守『賀茂別雷神社』に一礼。

f:id:aoi0730kanon0930:20180709232611j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180709232613j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709232615j:plain

一の鳥居をくぐるとまず目に入るのが、一面の白砂と青々とした芝。

f:id:aoi0730kanon0930:20180709232808j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709232804j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709232807j:plain

特に新緑の季節は気候も良く、白と緑のコントラストが見た目にも非常に美しい境内です、境内というよりどこかの庭園の様。
また、地元の方がボール遊びに興じていたりと憩いの場にもなっています。

二の鳥居の前にある神馬の厩舎。

f:id:aoi0730kanon0930:20180709233135j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709233138j:plain

お守りが売られているほか、餌やりなんかもできます。神馬にお授けとか中々出来るところは少ないんじゃないでしょうか。

二の鳥居をくぐると

f:id:aoi0730kanon0930:20180709233325j:plain

季節がら、七夕飾りが据えてありました。

f:id:aoi0730kanon0930:20180709233425j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180709233429j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709233432j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709233434j:plain

奥には細殿が見えます。こちらは婚礼式場としても人気が高く、ちょうどご参拝の日にも一組執り行われていました。

f:id:aoi0730kanon0930:20180709233655j:plain
上賀茂神社と言えば、この砂の山が特徴的でよく紹介画像にも使われたりしているのを目にします。これは立砂というもので、これ自体が清めの砂(盛塩のようなものですね)であると同時に、神山を模しているとされる他、鬼門封じとしての役割もあるとされる、いわばこの神社の役割である北の鎮守の要ともいうべきものです。

手水舎とその裏手の小川。この水自体も御神徳のある名水だそうです。

f:id:aoi0730kanon0930:20180709235311j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709235313j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180709235316j:plain

さらに奥に進むと見える楼門。立派の一言に尽きます。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710000148j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710000156j:plain

この楼門をくぐると、ようやくとご本殿に到着。
この神社のご祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)。
この神様が降臨なされたのが、この神社の北の裏手にある山で、以来この山を神山として崇める信仰が根付いたのが、この神社の祖とされているようです。その為、神社自体の創建は678年とされていますが、実質的なこの地における信仰という意味では更に歴史は深いのだろうという事が伺えます。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710000955j:plain
この本殿は横に別途、権殿というものがあり、本殿の式年遷宮の折、本殿修復中の際は権殿を仮の本殿とするそうです。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710001000j:plain
神様のお家ですから、そこら辺は仮住まいもしっかりと設けて万全の体制で殊に臨むという事なんでしょうね。ちなみに、向かって右(東)が本殿で左(西)が権殿との事です。伊勢神宮でも近年式年遷宮があったそうですが、その際は都度丸ごと横に同じ殿を建てるという対応がなされているというから、頭が下がる思いです。

さて、無事本殿へのお参りも済んだところで、御朱印を頂きます。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710003138j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710003141j:plain

御由緒書きも一緒に頂きました。個人的にこの線の細い感じの御朱印は好きです、単純に素人目にも綺麗に思えるので、書いて頂いている間も見入ってしまう思いです。
御朱印にはご神紋の二葉葵が添えられていました。この二葉葵、徳川家の三つ葉葵の原型とされるものなんだそうです。
本殿から東には奥に続く道があります。その先にあるのがこのお社、新宮社です。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710003645j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710003704j:plain

お参りする都度、本殿までたどり着けているので、知らなかったんですがここのお社は第2,4の日曜日のみ開門される、つまり月に2回しかご参拝ができない貴重なお社やったんです。お参りを希望される場合は、是非日程の確認を。
ご祭神は高龗神(たかおかみのかみ)
前回お参りした字が潰れて読めません、の水神様ですねw

www.aoimon.net

片岡社。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710125056j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710125114j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710125116j:plain

ご祭神は玉依比売命(たまよりひめのみこと)
先ほどの新宮社もそうですが、ここの鈴全部ではないんですが鈴の形が独特なのが見て取れるでしょうか。よく見かける大きな鈴が一つついてるのではなく、文字通り鈴なりになった小さな鈴がたくさんついていて、鈴雄を振るとシャラシャラと心地よい音を奏でます。

正しい拝観順路はどうかわからないですが、本殿奥から東へ回り込むように抜けると林のような場所に出ます。この神社は境内全体に渡って小川が流れていて見た目にも空気も気持ちいい気がします。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710221515j:plain

この小川に沿って南へ向かうとまたお社が見えてきます。賀茂山口神社。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710221953j:plain

この手前には、願い石という大きな石があり、そこへ両手を同時に、しっかりと押し当ててからお参りをするのがよいそうです。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710222105j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222113j:plain

この辺りは参拝客もまばらになってきますが、この奥には更に朱の鳥居の連なる神社があります。『二葉稲荷神社』です。緩やかな石段を登ると、そこには三社鎮座されています。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710222347j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222353j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222358j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222405j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222411j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222417j:plain

ここを高台として、更に南へ下る事も可能で、太田神社へつながる道があるのですが、どんどん駐車場から離れていってしまうので今回は割愛w

先ほどの願い石の近くに在る睦の木。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710222741j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222751j:plain

僕の参拝順路としてはこれで以上です。他にもこの神社は摂社が数多くあり、順番に回ってみるのもいいですし

f:id:aoi0730kanon0930:20180710222917j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710222927j:plain
一例です。多分全部に親切にもナンバリングされています。

境内には至る所に縄囲いがしてあるところを見受けられます。

f:id:aoi0730kanon0930:20180710224442j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180710224448j:plain
縄囲いの一部です。禁足地なんでしょうが、由縁書きなどはどこにもなし。

分かる人にはこういう人の手が入っていない場所ほどパワーが強いらしいので、嘘かホントか順番に巡ってみるのもいいかもしれません。

勿論、普通にお参りするにも良い所です、景観の良さは僕のカメラワークの未熟さに目を瞑れば十分に感じて頂ける場所やろうと思いますし、何から何まで国宝・重要文化財尽くしwむしろ文化財指定されていないものを見つけるほうが難しいくらいですw流石は京都随一の歴史を誇る神社といったところでしょうか。

アクセスは車なら駐車場が結構大きいので、平時は止めるのに困る事はないと思います。電車・バスなら地下鉄『北大路』駅からバス。又は京都駅からもバスが出ています。徒歩は。。。夏場は正直熱射病に注意しましょうw行楽シーズンなんかは鴨川沿いをゆっくりと歩きながら散策するのはありかもしれません。ちょっと長いんですが。

京都北エリアは名所が多すぎてとても一日で回り切れる数ではないので、どうしても厳選せざるを得ないんですが、その中でもここは何とかルートに入れて頂きたいなと思うスポットです。