注目キーワード

勝利の神様『太郎坊宮(阿賀神社)』


日本に限らず山を神聖視する山岳信仰と言うのは各地に点在し、そのせいもあってか寺社仏閣も山頂や山あいに建てられているものも多いです。高野山や比叡山などその代表格かと思います。そのせいで参拝が大変今回ご紹介する神社は太郎坊宮(阿賀神社)といい、太郎坊山(赤神山)に鎮座する、必勝祈願のパワースポットになります。では、赤神山のパワーを頂きに、太郎坊宮に一礼。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823223140j:plain

入り口まで

滋賀県は東近江、近江周辺は近畿の米どころと名高い地域で広々とした田園風景が広がる中、近江鉄道沿線沿いをひた走ると見えてくる白い鳥居、これが太郎坊宮の入口です。
この一の鳥居の奥に見えるのが神社の鎮座する赤神山です。滋賀は平野部に山が点在する土地が多い為、三上山、近江富士など綺麗なシルエットの山が映えます。その為、インスタ映えスポットも沢山あります。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823220654j:plain
鳥居をくぐると山まで一直線に伸びる道、両脇に広がる青々とした田園。こんな道が数百m続きます。車での走行は可能ですが、時間の許す方はこの道をゆっくり深呼吸しながら歩いてみて下さい、きっと体の悪いものが全部排出されます、デトックスですねw

f:id:aoi0730kanon0930:20180823221624j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823221914j:plain

二の鳥居の辺りには神社の遥拝所があります。ここまで来て遥拝所の参拝だけで帰る方もいないと思いますが、赤神山をバックに遥拝所を拝むことが出来るので、一度立ち止まって山を眺めてみる事をお勧めします。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823220448j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180823222043j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823222047j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180823222055j:plain
ここから更に進むとようやく参道に差し掛かります、ここから山道の始まりです。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823223050j:plain

境内の全景図です。車の場合は参集殿まで車で登り、駐車する事が可能です。そこで徒歩の方と合流し、山頂のご本殿を目指す事となります。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823222847j:plain
では気合を入れていきましょう。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823225025j:plain

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

ご本殿・御朱印

ご本殿はこの山の山頂にあります、中年のおっさんには正味ちょっと(かなり)苦しい道のりですが登る価値はあります、ぜひ頑張ってみて下さい。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823223658j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823223725j:plain

息も絶え絶えになりますが、御朱印はこの山頂まで来ないと頂く事は出来ません。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823223941j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823223944j:plain

境内散策

山道が参道の為、その道々に色んな見所があります。

祈祷殿・願掛け天狗

まず参道入り口はこの祈祷殿から始まります。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823224935j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823224932j:plain

祈祷殿の裏にあるのがこの願掛け天狗。願掛けとありますが、説明書きの通り病気平癒に寄ったご利益が期待されるもののようです。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823225317j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823225318j:plain

ここから山頂を目指すルートは2本、表参道と裏参道があります。

絵馬殿・手水舎

裏参道の入口にあるのがこの絵馬殿と手水舎です。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823232843j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823232848j:plain

手水舎では烏天狗の口から水が。中々シュールな絵面にちょっと笑ってまうのは僕だけでしょうか。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823232851j:plain
また、手水舎の奥は細い滝のように水が湛えられています。その前には不動明王が鎮座されています。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823233255j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180823232854j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823232902j:plain

そしてここからいよいよ山道が始まります。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823233402j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823233448j:plain

一願成就社

大体山頂までの中間地点位のところにあるのが、この一願成就社です。
『一願成就』読んで字の如く、叶えたい願い事一つの成就の為にお祈りするお社で、どうしても叶えたいお願いがある方はこちらへ願掛けするといいでしょう。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823233536j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823233540j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180823233600j:plain
裏手にはお百度石もあります。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823234028j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823235015j:plain

玉石社

山道から外れ、一願成就社の裏手を進めば玉石社という小さなお社があります。
一願成就社内から玉石を頂き、願い事を書いて置いていくのだそうです。一願成就社での祈願と一緒にされる方が多いようですね。
玉石信仰というそうで、玉とは霊、つまり魂を指すとの事です。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823234343j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823234346j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823234946j:plain

烏天狗像・役小角像・心願十倍石・紫微社

玉石社を更に進むと終点の紫微社に至るまでに
烏天狗像。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823234847j:plain
役小角像。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823234851j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823234854j:plain

心願十倍石、諸願成就の石?

f:id:aoi0730kanon0930:20180823234859j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823235225j:plain

紫微社の順に並んでいます。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823234917j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180823234925j:plain

ここまでくると大分山の上の方まで登っているのが景色を見てとれます。遮蔽物が少なく、青々とした田園が広がる風景は平日に荒んだ心を癒すのにきっと一役買ってくれることでしょう。

f:id:aoi0730kanon0930:20180823235753j:plain

七福神像と弁天さんの岩窟

この一願成就社の前後には随所に七福神さんの像が建てられています。(一番右布袋さんじゃない気がする。。。)

f:id:aoi0730kanon0930:20180824000007j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824000226j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824000235j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824000252j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824000336j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824000345j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824001126j:plain

これ自体は『見つけられるかな?』のお話なんですが、弁天さんの座ってる下はちょっとした洞窟になっていて、中に入ることが出来ます。魂窟というそうです。中は薄暗くてちょっとホラーな雰囲気がなくもないですが、中々に雰囲気のあるところです。

f:id:aoi0730kanon0930:20180824000007j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180824000011j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824000015j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824000018j:plain

ここまで来ればもう山頂は目の前です、ひと踏ん張り!

f:id:aoi0730kanon0930:20180824001216j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824001220j:plain

夫婦岩

本殿手前表参道からのゴール手前にそびえるのがこの夫婦岩です。

f:id:aoi0730kanon0930:20180824001317j:plain
夫婦岩と言えば、三重のあの海に浮かぶやつが有名ですが、ここも同じ呼び方をします。

www.aoimon.net

岩と岩の間はわずか80cm、関取と言わずともお腹から肉がこぼれる中年のおっさんには厳しい間隔ですが、ここを願い事を念じながら通る事で願いが叶うそうです。
ただし、それは心の清い方限定のお話で、悪い心の持ち主は挟まれてしまうそうなので、やましい心の無い方はどうぞお通り下さい。(ここ来るまでに大体の煩悩は疲労で吹っ飛びますのであんまり気に病む必要はないかもしれませんがw) 

f:id:aoi0730kanon0930:20180824001330j:plain

かぁくろう像

この神社にはマスコットキャラがいます。そのなもかぁくろうです。某教育テレビのかっぱくんにしか見えないのは僕だけでしょうか。

f:id:aoi0730kanon0930:20180824002502j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824002451j:plain

十二支像

表参道登ってすぐにあるのが、この十二支です。

f:id:aoi0730kanon0930:20180824002927j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20180824002844j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824002854j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824002851j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824002848j:plain

ご由緒、ご利益など

こちらのご祭神は
正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ)
字見ながらでも読めません。略されているのか不明ですが、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)とする表記も目にします。天照大神の長男とされる神様です。御名に『勝』の字が付くところからも察しがつく通り、ご利益は必勝祈願です。
転じて試験に勝つという意味で学業成就でも信仰の厚さが随所で伺えます。

アクセス・駐車場など

  • 住 所:〒527-0091 滋賀県東近江市小脇町2247
  • 駐車場:あり

電車の場合:近江鉄道太郎坊宮前駅下車徒歩15分
車の場合:国道421号線から小脇町交差点を東へ、左手に鳥居が見えます。
駐車場も各人のコンディションに合わせて山裾・中腹と複数あります。

まとめ

今回はこれで以上です。今回は境内中心でご案内しましたが、平野部にぽつんと立つ山にあるので、山頂付近の景色は壮観です。

f:id:aoi0730kanon0930:20180824004026j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20180824004017j:plain

また、境内の景色としても、この時期は青紅葉が楽しめたりと秋の紅葉にも色とりどりの葉が境内を覆う事になるので、紅葉狩りというのもいいんじゃないかなと思います。

稼いだポイントをマイルへ!陸マイラー御用達モッピー
サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
NO IMAGE

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております! 日本国内のテーマでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。

日本国内のテーマでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。