お花見もこの1週間がで見納めと思い、今回は日吉大社へご参拝。
滋賀県は大津市、比叡山の丁度麓にあります、最寄り駅は京阪『坂本』駅、比叡山へ行くのに乗る『比叡山ロープウェイ』の出発駅との間にあります。(比叡山大きいので、どこまで麓と呼んでいいのかわかんないですがw)
とりあえず今回も神社に一礼
今回ご参拝の目的は勿論桜!ここは入り口から境内入口までのアプローチが桜並木になっています。上げ連ねればきりがないですが、目を奪われる綺麗さやったんで、一部ですが掲載。





この桜並木を抜けると二の鳥居?に差し掛かります。
ご鎮座1350年、流石の歴史ですw
ただ、先ほどの通り比叡山の麓にあり、織田信長と比叡山(本願寺)はえらい仲が悪かったので、焼き討ちにあったようです。で、その時麓の日吉大社も煽りを食ったわけで今の建造物はそれ以降の建立らしいです。(まあそれでも建立400年という長さですが)
なだらかな坂を自然に触れながら登っていくと、素朴な橋が。大宮橋というそうです。
で、この橋を横目に更に坂を登れば、もう一つ鳥居が。山王鳥居というそうです。


ところで、この神社ではお猿さんが神使として捉えているそうで、可愛いのが二匹ほどいました。このお猿、神猿(まさる)と呼ばれ、魔が去る・何より勝る転じて厄除け・
勝運祈願がご利益とされているようです。
まあ大社というだけあって、ここには神様がたくさん祀られているので、ご利益もその数だけあるようですw




檻を過ぎ、御門を手前に見るあたりには石が二つこれまた祀られています。
こっちが祇園石


で、もう一つが山王霊石。


一の鳥居から20分てとこでしょうか、本殿前の御門に到着。
ちなみに鳥居からまっすぐ直進して到着するのが西本宮です。こちらは西本宮と東本宮の二つがあって、本宮、東・西のそれぞれに御朱印が貰えます。
ご祭神の大己貴神(おおなむちのかみ)は大国主神と同一人物?なんだそうです。
御朱印はご参拝後、というこだわりほどはないんですが、厳しいところでは『参拝済ませた?』と聞かれるところもあるので、今回は西本宮の分を頂きました。もう一つは前回ご参拝の時のもの。またその際お守りやおみくじも物色していたのですが、やはりお猿の関連が多いようです。




何度か言うてますが、こちらは大社なので至る所に摂社があり、色んな神様がいらっしゃいます。
竈殿社
ご祭神:奥津彦神(おきつひこのかみ)、奥津姫神(おきつひめのかみ)
ご利益:かまど、台所の守護


宇佐宮・宇佐若宮
ご祭神:田心姫神(たごりひめのかみ)、下照姫神(したてるひめのかみ)
ご利益:交通安全、航空安全、恋愛成就、美容




白山宮
ご祭神:菊理姫神(くくりひめのかみ)
ご利益:仲裁、夫婦和合、縁結び



劔宮社
ご祭神:ニニギノミコト
ご利益:金運上昇、武運長久


小白山社
ご祭神:大己貴神(おおなむちのかみ)
ご利益:医薬、厄除け、縁結び


八坂社
ご祭神:素佐之男尊(すさのおのみこと)
ご利益:疫病退散、縁結び


北野社
ご祭神:菅原道真
ご利益:学業成就、諸芸上達


とまあ他にも、いっぱい神様がいらっしゃいますw
どんな願掛けでもカバーしてくれそうですが、順番にお参りする際には小銭を多く持って行く必要があるので注意w
西本宮はここまで。続いて東本宮に参ります。西本宮と東本宮は5分ほど離れていて(といっても同じ境内なんですが)東と西の間くらいにはこの忍耐地蔵(しんぼうじぞう)とご神木があります。



恵毘須社を経て


東本宮側へ到着。
結構というか、かなり広いのでこちらの散策はそれなりにコンディションを整えてくるのをお勧めしますw
御門、拝殿とご本殿。




こちらの摂社は二つ。
樹下宮


稲荷社
また、亀井霊水という井戸もあります。


名所に暇がない神社ですが、山頂にも神社があるらしく、
『ごめん、無理・・・』
なんていう僕みたいな人の為に、遥拝所(ようはいじょ)が設けられています。
まあ、地図で見て貰えばわかる通り、もはや参拝ではなく登山の方が相応しいんですがw
三宮社


牛尾宮


とまあ、見るところ盛沢山、ご利益盛沢山の日吉大社です。
勿論山あいの神社なので自然にも囲まれた風光明媚なところです。境内全体に水のせせらぎが聞こえ、木々に囲まれ、また神社の象徴として二葉葵がところどころに植生されていて、春夏秋冬参拝の季節を選ぶ必要のないところです。





湖西線:『比叡山坂本駅』下車徒歩20分
京阪電車:石山坂本線『坂本駅』徒歩10分