神社に一礼

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こんなところに古墳が。『物集女車塚古墳』

今回は京都にある『車塚古墳』のご紹介です。
古墳って聞くと、大体思い浮かべるのが大阪・堺の世界遺産にも登録された百舌鳥古市古墳群や、奈良時代飛鳥時代を代表する構築物として教科書でもよく目にする石舞台古墳などが有名ですが、京都にもしっかり無い事はないんです。
では、今回はそんな京都・向日市にある車塚古墳に一礼。

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古墳概要

どこにあるの?

この古墳があるのは京都府向日市平城京から平安京へ遷都される前後に都が置かれた『長岡京』市の隣にある町で、隣と言っても昔はそんな細かな境界もなかったので、長岡京一帯の街として栄えた地域である事が窺える場所です。

『向日町競輪場』と言って全国に43か所しかない公営競輪場がある場所としても有名。

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府道67号線(西国街道)という幹線道路沿いに結構堂々と立っている筈なんですが、何故か目立たない。ともすれば行き過ぎてしまう事もザラに起こりうる、そんなひっそりとした古墳です。

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古墳の形状、被葬者や建造の歴史など

古墳の形状は全長46m、円墳のように見えますが後円部直径24m~32m、高さ9m。前方部18m~23m、高さ8mの前方後円墳です。パッと見は円墳に見えます。

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埋葬施設は『横穴式石室』と呼ばれ、整備して形が綺麗に残っている事から当時の文化などを窺い知ることができる貴重な施設とされていると共に、時期限定ですが内部の一般公開もなされている『内部を見る事が出来る』数少ない、貴重な古墳としても知られています。

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『車塚』というのは貴族が乗る車に形が似ている事が語源とされていて、何か所か同名の古墳も残っています、なのでここは頭に地名を付けて『物集女車塚古墳』と呼びます。被葬者は、第26代継体天皇、残念ながら本人ではなくその極近しい人物が埋葬された施設というのが有力視されています。

現在は史跡としてというよりも半分公園のように整備されて、平日なんかは日がな散歩するおじいちゃんが日向ぼっこしていたり、子供が走り回っていたりというのどかな場所として開放されています。

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アクセス

京都府向日市府道67号線『御所海道』を南へ。

まとめ

今回はこれで以上です。
この古墳は昔、第53代淳和天皇の陵墓候補地とされていたそうですが、江戸時代の調査でどうも違うという事になったんだとか。昔の伝承なので、この近くには淳和天皇の火葬場なんかも残っている事から、所縁の地として伝わる事もなくはない話です。
こういった歴史の変遷の中で、本当の被葬者は誰だったのか、そんなのを素人なりに推理してみるというのも古墳巡りの楽しさと言えるんじゃないでしょうか。

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