神社に一礼

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仁徳天皇の皇后様が眠る『ヒシアゲ古墳』

今回は奈良にある『ヒシアゲ古墳』のご紹介です。
奈良の古墳というと、明日香村の方を思い浮かべがちですがこの古墳があるのは奈良市の中心。平城宮跡、誰もが知ってる平城京の中心にあった宮殿跡地の北東に三基居並ぶ古墳の内の一つ、それが今回のヒシアゲ古墳です。
では、今回はそんな奈良のミステリー『ヒシアゲ古墳』に一礼。

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古墳概要

この古墳は奈良市にあります。京都側から奈良にアプローチしたことがある人は必ず通った事があるだろう国道24号線を何気なく西へ延びる路地の様な細い道を入り、路地の様な道を進むと出くわす『こんなところにこんな場所が?!』的存在の古墳。

また伝わりにくい言い回しを。。

墳丘長219m、高さ16mと奈良の古墳の中では大きい部類に入ります。南側一帯にだけ二重の周濠が残っていて、陵墓の南側にある水上池と共に、一種の生物観察地として有名らしく、野鳥やとんぼなどの観察の為に結構な人が外側の濠の前でしきりにシャッターを切っています。

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被葬者は磐之姫命(いわのひめのみこと)、第16代仁徳天皇の皇后の一人とされる方です。仁徳天皇には四人の皇后がいたとされていてその内の一人、奥様が四人もいるなんてうらやま

本音が漏れてるで☆

無論冗談です、今なら断言できる。一人でも多い。

あんま調子乗ってると盛られるで☆

本題に戻ります。
仁徳天皇の頃は皇后は皇族から選ばれるのが当然とされていたんですが、この磐之姫命は皇族以外から迎えられた当時では珍しい皇后さまだったほか、第17代履中天皇、第18代反正天皇、第19代允恭天皇の母にあたる人物とされ、歴史的にはかなり重要な人物だった事が窺えます。

散策してみよう

大きな古墳ですが、大阪のそれと違いフェンス等がある訳でなく結構間近で各所を観察することが出来ます。ただ、濠へは急な坂になっていて足元が水なのか土なのか葉で覆われていてよく分からない状態になっていて危険なので、くれぐれも降りないように。

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御拝所

拝所は古墳南側にあります。田んぼや耕作地に囲まれたのどかな一帯にある古墳ですが、ここだけがしっかりと整地されていて凛とした雰囲気に包まれています。

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外濠

御拝所の左右に拡がる外側の濠、古墳の濠って割と荒れ果てて水が濁っていたりするんですが、ここは蓮の葉が池面に拡がり綺麗。

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東側(古墳外埴輪列復元)

古墳の東側にはこの辺りから出土したと思われる埴輪群の復元模型が展示されています。

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西側

西側には一面の内が拡がっているので、あぜ道を無理やり進めばかなり古墳に肉薄した位置まで近づくことが出来ます。というかやろうと思えば登る事も出来そう。蛇とか虫とか、何が棲んでるかわからないのでしないけど。

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ハジカミ池

ヒシアゲ古墳から少し西へ寄り道してみましょう、ハジカミ池があります。

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池に浮島が2つ程あるほかは一見変哲のない普通の池なんですが、ここ、一部の人には有名な池なんです。その理由がこれ。

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何がしたいねん奈良

恐らくいろんな方からツッコミを頂いているだろうこのカーブミラー。見ての通り、映しているのはただの池の縁で、幽霊が映り込む角度もないし、車からだとそもそもその存在すら見えません。流石は古都奈良、それが感じられるパーツがここにはあります。

水上池

古墳南側には水上池があります。こちらには道路標識が

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残念ながら刺さってはいないんですが、水鳥や亀など生き物の生息が多く見受けられるので、こちらも写真家さん達の憩いの場となっているようです。

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アクセス

奈良県奈良市国道24号線法華寺東』交差点を西へ。近隣にこれと言った駐車場無し。

まとめ

今回はこれで以上です。
大阪の古墳が住宅に囲まれていて、何かよく分かんない場所的な様相を呈しているのに対し、この古墳一帯が史跡に囲まれた地帯になっているので、秘境巡り感を存分に味わえるのがこの古墳の一番の魅力かと思います。