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戦国クライマックスの舞台『大阪城』


今回ご紹介するのは大阪のシンボル『大阪城』です。
大阪市内に来たならまず行く、いつか行く、どこかのタイミングで行く、それぐらいマストなスポットですが、スケールの大きさは見ておいて損のないお城といえます。では、今回はそんな大阪城にお邪魔します。

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大阪城概要

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大阪城建造まで

大阪城はご存知豊臣秀吉によって建造された日本屈指のお城です。元々この地には石山本願寺がありましたが、対織田信長戦『石山合戦』により焼失。淀川がすぐ近くに流れ、淀川を上ればすぐ京都と言う立地の良さに加え、淀川は同時に天然の堀としての役割も果たす、要害にもなるという事から織田信長もこの土地を高評価していたんだとか

当時の移動手段は馬、輸送手段は船やったんです☆

この土地は紆余曲折を以て、豊臣秀吉の所領となり自身の富と権威を象徴するがごとく、大阪城を建造します。
その後、大坂夏の陣で豊臣家敗北と共に城は焼失。その後、徳川家が西日本の拠点として大阪城を再建し、現在残っているのはその遺構という訳です。

大阪城の現在

現在は城郭や外側の外堀を含めた史跡公園として整備・解放されています。
その敷地面積は広く、105万㎡。よく東京ドームが何個収まるかで換算されますが、その単位で行けば約22個入る計算になります。実際に歩いてみればわかりますが、超広い。隅から隅まで見て回ろうとすれば間違いなく一日かけて巡る話になろうかと思います。地下鉄谷町線、長堀鶴見緑地線、中央線、JR環状線と大阪の主要路線に四隅を囲まれる正に大阪の中心地にあるシンボルです。

縦横ともに一駅分の区画全て公園です、と言えばスケールが少し伝わるでしょうか☆

全景図がこれ。

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大阪城パークセンターHPより

梅園あり、お堀あり、ホールありとありとあらゆる施設が公園に詰まっています。
大阪民に限らず、アーティストが関西で一か所だけライブします、なんていう時は大体この野外音楽堂か、城ホールに来ることになるので、他府県民はいつも
自分の県に来てくれればいいのに
とぼやきながら、この公園に集結します。

敷地内散策

大阪城と一言にいっても、城郭、お堀を含め周りを囲む大阪城公園まで含めると超広い施設です。その中に櫓が三つ、天守、豊国神社のほか、梅林や音楽堂、はてはホールなどの多目的施設などを備えていて、全部紹介する事は不可能でしょう、なので主要な部分を中心に紹介していきます。

外堀

大阪城は昔から防衛堅固な城として有名なんですが、その守備力の根源になっていたのがこの外堀。

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実際には今もある2重の堀のさらに外側にもう一重堀があって、その堀の外側に防衛最前線の真田丸があったということなので、もはや大きすぎてスケールが把握し辛い。

www.aoimon.net

間近で見てみると分かるんですが、深い上に水が張ってあり、更に城郭側の石垣も高いとあって、攻め側としてはさぞ苦労しただろう事が見るだけでも伺えます。
ただ、現存する大阪城は天守から堀から徳川方が大坂の陣勝利後に再建したものなので、当時の大阪城の様子は推測はされているものの、本当の姿はまだはっきりとはしていないんだとか。
外堀一周は約3.6km。一日仕事とまではいいませんが、見どころが多すぎて一日十分過ごせてしまうので、今回は天守に向かう南ルートを中心に紹介していきます。

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豊国神社

豊臣秀吉を主祭神とし、秀頼、秀長を配祀する神社です。
大阪有数のパワースポットとしても名高くて、参拝客がいつも絶えない神社です。
入口にある秀吉公像が印象的。

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www.aoimon.net

内堀と桜門

豊国神社の北側にあるのが、大阪城の玄関口の一つ、桜門です。

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立派な門構えですが、この橋の下にも堀が敷かれています。
空堀と言って、水が張られていない堀なので、こちらは深さを目で見る事が出来ます。

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この落差で鉄砲撃ちかけられたら、もうそれは戦ではなくただのリンチに近かっただろうと想像するだけで背中が痒くなります。

天守と天守前広場

天守の周りは露店や、貸衣装などのお店が軒を連ね、連日お祭りの様な賑わいを見せています。

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ここに至るまで公園なので無料でうろうろする事が可能ですが、天守だけ入場料がかかります。(高校生以上600円)中学生以下無料と言うのがありがたい。

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中は1F~8Fから成り、各階毎に大坂の陣絵図や

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活躍した武将の兜などの展示

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更に最上階は展望台になっていて、大阪の街が一望。

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アクセス

  • 住 所:〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城1−1
  • 駐車場:あり(有料)

長堀鶴見緑地線『大阪城ビジネスパーク』または『森ノ宮』駅下車すぐ。
近隣駐車場多数あり。

まとめ

今回はこれで以上です。
紹介した以外にも、三つの櫓や、梅林、馬印、追手門など見所は沢山あって一日で回り切れない位。なので、今回は南側のみご紹介、というか二人の子供連れて花粉症で終始ご機嫌斜めの母ちゃんと一緒に巡るにはこれが限界でした。

一人で行けばええんやで☆

それはそれで帰宅後に怒られるんです。
公園としても文化施設としても、歴史散策としても必見の場所なので、大阪観光の際は必ず加えておいて下さい。

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