神社に一礼

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奈良にて。綺麗な濠は散策に最適『ウワナベ古墳』

今回は奈良県にある『ウワナベ古墳』のご紹介です。
『佐紀盾列古墳群』と言って、平城京の北東に位置するこの古墳を含む三基は、大きさ、歴史共に奈良市を代表する古墳のうちの一つです。
では、今回はそんなウワナベ古墳に一礼。

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古墳概要

この古墳は奈良県奈良市にあります。国道24号線沿いに三基並ぶ『佐紀盾列古墳群』の内、一番東側に位置する古墳です。京都へ向かう際、または京都から奈良へ向かう際に一番大きな道なんで一度は通った事があろうかと思いますが、東面の木のブラインドが邪魔して見えないので『隣を通った事があるのに、そこにある事を知らなかった』人が多数いるだろう古墳と言えます。

筆者の事です☆

墳丘長は205m、古墳自体の大きさだけなら隣の『コナベ古墳』と変わらないんですが、周りの濠がコナベ古墳の倍くらいあるので、外周を巡ってみるとこちらの方がずっと大きいように感じられます。
古墳の被葬者は第16代仁徳天皇の皇后『八田皇女(やたのおうじょ)』とされています。この八田皇女、応神天皇と宮主宅媛の間に生まれた皇族、一方仁徳天皇は第15代応神天皇と仲姫命の間に生まれた皇子。つまりロイヤルカップルならぬロイヤル近親そう

この時代、皇族間では割とあるパターンだったようです☆

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外周散策

設けられる基準がイマイチわからないんですが、この古墳には拝所というものがありません。そもそも外周にかなり分厚い濠に囲まれているので、墳丘部に近づく事自体叶いません。

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上空から見るとよく分かるんですが、墳丘自体は綺麗な前方後円墳です。ただ、濠の形が西側にせり出したいびつな形をしているのが特徴。

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グーグル航空写真より

あと、濠の南側には水の排出部も見えるので、他の古墳に比べて水が格段に綺麗です。まああくまで『濠にしては』の範囲ですが。

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東側には奈良県で一番大きいだろう国道24号線が南北に通っていて車もバシバシ通過しているんですが、こんな感じで木がまるっぽブラインドになっているので殆ど見えません。なので、『近所に行った事があるのになぜか知らない古墳』です。

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アクセス

奈良県奈良市国道24号線『ウワナベ東』交差点付近。24号線は中央分離帯があり、北⇒南の道から古墳北側の側道へのアプローチは出来ない事はないですが、交通量が多い上、直線が続く道路なので周りの車が割と飛ばしているのでかなり厳しいかもしれません。少し南へ行った先の『法華寺南』交差点からアプローチするのが無難です。
また、はっきり駐車場らしき場所もありません。

 

まとめ

今回はこれで以上です。
佐紀盾列古墳群はどれも個性的な古墳ですが、アクセスがイマイチなのが玉に瑕。
この付近の散策ルートとしては、平城宮跡⇒ヒシアゲ⇒コナベ⇒ウワナベと巡るのがお勧め。平城宮のひたすらに広い敷地に広大なかつての都の雰囲気を感じた後にその都の前身となった仁徳天皇、その皇后たちの陵墓を散策と言うのが、この辺りの探訪の楽しみ方と言えます。

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