神社に一礼

近畿圏内で神社・ラーメンを中心に『明日どこ行こ?』に答えられるブログを目指しています。

乳白色の濠が不思議な雰囲気『コナベ古墳』

今回は奈良北西部にある『コナベ古墳』のご紹介です。
平城宮跡北東に位置する古墳群『佐紀盾列古墳群』を代表する三基(ヒシアゲ・コナベ・ウワナベ)の内の一つで、三つ並んだ大型古墳の真ん中。
では、今回は『コナベ古墳』に一礼。f:id:aoi0730kanon0930:20190728163542j:plain

古墳概要

この古墳は奈良県奈良市にあります。『佐紀盾列古墳群』といって、平城宮跡の北東部に集中する4世紀後半~5世紀前半に建造されたと思しき古墳群で、ヤマト政権の王墓である可能性が高いとされています。佐紀盾列古墳群の名前の由来は、外濠を含む陵墓の形が盾状だからというのが理由ですが、航空写真で見るとこの古墳は特にその盾の形状が見事に残されているのがよく分かります。

f:id:aoi0730kanon0930:20190728164500j:plain

国土交通省より

大きさは墳丘長204m、高さ20mと中々の大きさを誇り、被葬者は不明ですが、この古墳の北西にあるヒシアゲ古墳と同様第16代仁徳天皇皇后の一人『磐之媛命』の陵墓候補地とされています。

www.aoimon.net

外周散策

散策に割ける時間にもよりますが、三つとも巡る事になろうかと思いますので、所要時間を合計1.5時間は見込んでおいたほうが良いかと思います。

この古墳の最も特徴的な点はなんといってもこの濠にあります。

f:id:aoi0730kanon0930:20190728220156j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190728220508j:plain

藻で濁って緑色をした濠は見たことがある、というか大体そんなもんといったところなんですが、ここの濠の水は白、それも乳白色のそこそこ綺麗な色をしています。
洞窟で石灰質が溶けだしている溜まりと、大阪のあかん物質を垂れ流している工場のそばを流れる川が丁度こんな感じです。この周りは人工物がおよそない一帯なので、恐らく前者の方が近いかもしれません。

じゃ後者の例え要らんよね☆

水の色は特殊に見えますが、生き物は普通に住んでいるようです。

f:id:aoi0730kanon0930:20190728230113j:plain

航空自衛隊奈良基地

古墳とは直接関係はありませんが、このコナベ古墳と東にあるウワナベ古墳の間に航空自衛隊奈良基地があります。

f:id:aoi0730kanon0930:20190728231433j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190728231440j:plain

中をあまりバシャバシャと撮影するのも気が引けたので、展示の飛行機一機だけ。
奈良基地といっても中は航空自衛隊の幹部候補生の学校らしく、つまりここは航空自衛隊のエリートが鍛えられていく場所です。佇立した歩哨も格好良く、古墳散策だけでなく格好いい自衛隊見学にも訪れたい場所です。

あんまりじろじろ見ていると歩哨に当たっている人に見咎められますのでご注意です。ちょっと嫌な顔されていた人がここにいます☆

アクセス

奈良県奈良市内国道24号線西部。『ウワナベ池東』交差点を西に入るのが一番近道ですが、アプローチしにくいので少し南に下がった『法華寺東』交差点から回り込む方が向かいやすいです。駐車場は少し遠いですが水上池の西側にコインパーキングあり。

まとめ

今回はこれで以上です。
コナベ古墳には拝所がないものの、外周一周が全て整備されていて余すとこなく墳丘を眺めることが出来ます。結構こういうとこありそうでないんです、住宅に阻まれたり雑草に阻まれたり、そもそも遊歩道がなかったり。
景観の良い古墳が見たいという方はここです、是非一度訪れてみて下さい。