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なで仏さん穴太寺


今回は亀岡にあるお寺『穴生寺』です。
西国三十三か所巡りの第21番札所で、見どころはこの撫で仏さん。

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優し気な表情はそれだけで癒される思いですが、この仏様は撫でると自分の悪いところが治ってしまうという文字通り癒しの仏様でもあります。
では、今回はそんな穴太寺に一礼。

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寺院概要

このお寺は京都市のお隣、亀岡市にある天台宗のお寺です。初見では絶対『あなたでら』と読みたくなりますが、『あなおじ』と読みます。

初見どころかだいぶ長いこと、勘違いしてた人もおるけどな☆

創建705年、天皇の勅命を受けた貴族『大伴古麻呂』により建立されたと伝えられています。
こちらのご本尊は聖観音立像。別名身代わり観音様ともよばれる仏様ですが、不思議な伝承があります。

昔、このお寺に安置される事となった観音像を掘った仏師に当時の郡司は褒美として自分の大切にしていた名馬を与えますが、その後その名馬がやっぱり惜しくなった郡司は家来に命じてその仏師を射殺してしまいます。お仕事して射殺されてはたまったもんじゃないんですが、後々確認してみたところその仏師は健在で、その代りに観音様の胸に矢が刺さっていました。これを受けその男は心を入れ替え仏道を重んじるようになったんだとか。

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境内散策

御本堂

境内正面の仁王門をくぐった最奥に見えるのが、御本堂です。

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堂内へは左隣にある『円応堂』から渡り廊下を通って中へ入ります。
拝観に関する情報は以下の通り。
拝観料 :500円(円応堂庭園のみ200円、本堂のみ300円)
撮  影:不可。(庭園及び円応堂内のみ可。)
拝観時間:8時~17時

本堂内

御本堂内は撮影不可なので、写真はないんですが見所はなで仏さんと呼ばれる『木造釈迦涅槃像』。

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穴太寺発行パンフレットより

どう見ても気持ちよさそうに寝ているようにしか見えないこの仏様ですが、『涅槃』というのは決して寝ている姿を指す訳でなく、仏教における、あらゆる煩悩を滅却して悟りを完成する境地を指します。腕を枕に布団を被り気持ちよさそうにしているんですが、これは悟りを開いた末に辿り着くお姿という訳です。
この仏様、布団をめくって自分の悪い所と一緒に撫でると治るという病気平癒のご利益があります。

頭しっかり撫でといた?

言われるまでもなくしっかり撫でました。
なお、こちらのご本尊、聖観音立像は1968年に盗難に遭い、それから発見されていないそうで、今鎮座しているのは摸刻という事です。

円応堂(庭園)

本堂左手にあるのが『円応堂』です、本堂への拝観入り口でもあります。門をくぐると見事な梅の花がお出迎えしてくれます。

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こちらも拝観は有料(200円)ですが、京都指定名勝に数えられる庭園で、池、木々の背景に多宝塔が見える中々のロケーション。

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今回色づきがいまいちでしたが、もう少し季節が進めば鮮やかな緑がとても見事でしょう。今回はその代わりと言ってはなんですが、堂内から見える梅が見事でした。

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多宝塔

門をくぐって左手にあるのが多宝塔。
1804年建立とされていて、亀岡市に木造塔はここにしかないんだそうです。

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御朱印

御朱印は本堂右手で頂けます。ご本尊のもの、涅槃像のもの、詠歌、三十三所用に記念印と多種多様。

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今回はお参りした2種をお願いしました。

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アクセス

  • 住 所:〒621-0029 京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
  • 駐車場:あり。(有料)

京都府亀岡市内国道372号線『亀岡運動公園前』交差点南へ。

まとめ

今回はこれで以上です。
穴太寺は奈良時代の歴史を感じることが出来ると共に、病気平癒のご利益も期待できるお寺です。また、明智光秀が亀岡の拠点『亀山城』築城の際、部材調達の為このお寺の柱などが徴発されたという事から明智光秀ゆかりの地としても有名なお寺でもあります。亀岡周遊の際はルートの一つに是非入れるようにしてください。

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