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ヤクルトスワローズ優勝おめでとう、と同時に思う事


当ブログのジャンルとは全く違う話だけど最近看過できないお話があるので掲載します。書きなぐりになると思うのでご容赦ください。
※掲載画像は全て『スポーツナビ』からの転載による。

ヤクルトスワローズがペナントリーグ2022を優勝。2連覇達成しました

僕は年々で程度の違いはありますが、かれこれ10年程度ヤクルトスワローズを応援するファンです。
よくジャイアンツといい意味でも悪い意味でも対比されたりするんですが、昔からとにかくお金をかけないチームで、ジャイアンツの4番バッターの年俸でヤクルトレギュラー4,5人の年俸が賄えてしまうなんてこともざら。なので逆に生え抜きの選手が段々と育っていったり、他球団で見限られた選手が新天地を求めてヤクルトで返り咲いたりするのが好きでよく見ていました。
一方でファンとして見ていてやきもきする事も多かった10年だったんですが、近年は考えられないほどチーム補強に力が入れられて、そして元々の生え抜きを育てる環境とが重なって遂に去年日本一に輝くことが出来ました。
今年もレギュラーを張る選手たちと、控えと、ピッチャーたち全員の活躍でもって先日遂にペナント2連覇が確定しました。
これは高津監督初めマネジメント側も含めた関係者全員でなしえた功績ですが、これに最も貢献したのはやはり不動の4番としてほぼ全試合に出場し活躍し続けた村上宗隆選手の存在が大きいと言えるでしょう。

一昨年から目覚ましい成長を遂げ、柵ねん見事本塁打王のタイトルをジャイアンツの岡本選手と共に受賞したのですが、今年の活躍はさらに凄まじく、まだリーグが終わっていないものの、既に三冠王の内の二冠(本塁打・打点)は2位以下をぶっちぎって既に受賞確実の位置にいて、もう一つの打率でも後述の不調の中にあってなお、首位の座にいて2004年のダイエーホークス松中選手以来となる三冠王の座を射程に収めています。

そんな凄まじい記録を既に打ち立てている村上選手ですが、更に話題になっている記録が報道等でも急に見かけるようになったシーズン本塁打記録の更新です。現在の村上選手の本数は55、既に日本人歴代1位の王貞治選手に並び歴代シーズン本塁打1位タイの座にはついています。つまり次の一本は日本人前人未踏の記録となるわけで、なので連日のようにスポーツ紙を中心に普段全く意にも介さない一般のマスコミまでが取り上げるようになったという訳です。

 

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村上宗隆不調説が突如毎日のように報道されるようになった

そんな村上選手に浮上しているのが村上不調説です。確かにずっと1年間見てきたファンなら多分誰でもわかるくらい今は不調です。打てないからというより、空振りさせられるシーンでそれが伝わってくるというものですが、それ自体はファンとしては何も感じるところはありません。なぜならシーズンを通して好調を維持し続けられる選手なんて一人もいないから。

上は今年の村上選手の月別の成績なんですが、村神様の異名があった通り6月~8月の成績は神がかっていました。誇張すれば村上のホームランを見ない日はないと言えるほどに、ホームランが1発だけだと少なかったなと思えてしまう程に打ちまくっていました。
数字を見ても明らかで9月に入り成績が落ちているは確かでしょう。ただ、それって先ほども述べた通り当たり前の話なんですよね。好不調の波はあって当たり前、まして開幕からのほぼ全試合に出場している中疲れも溜まっているだろう、更にあと一発で前人未到の記録に到達する、それでなくても16年ぶりの三冠王がかかっている、これで意識してしまわない人間がいるんでしょうか。
残念ながらその毎打席にかかるプレッシャーなど想像できる人はいるんでしょうか、少なくとも僕は想像が出来ません。そんな彼が打てなかった事に対し誰よりも自分自身が思い悩んでいる事でしょう。
それを普段村上どころかヤクルトの成績にすら一切興味がないマスコミや評論家、批評家が不調説を訳知り顔で解説したり、しっかりと勝利に貢献した日でもホームランがなかった事をあげ連ねたりする権利がどこにあるのでしょうか。
報道に影響を受けていてはプロとは呼べないという意見もあるかもしれませんが、僕は少なくとも自身らの飯のタネの為に中身はまだ23歳の青年を極限まで追い込んでいる一因だろうと考えています。

村上宗隆選手の優勝への貢献

村上選手の今年の成績は上述の通りものすごいものだったんですが、勿論彼一人で試合が勝てるわけではありません。チームのキャプテンの山田哲人選手、リードオフマンの塩見選手、コロナで一軍がほぼ全滅した時に村上選手と共に孤軍奮闘した山崎選手、村上の後ろを任せられるオスナ、サンタナ両選手など恐らく1番から8番まで一人たりとも優勝に不要な選手はいなかったでしょう。ただ、やはりその上でも彼がいなければ優勝はありえなかったでしょう。一番印象的なのがコロナが蔓延し、監督すら不在となる27人不在の7月。普段見る選手はもはや村上選手ほかは山崎選手のみ。絶望的な状況でしたが、そこで既に不動の4番だった村上選手は気を吐きます。

チームの中心に僕がいる

恐らくヤクルトスワローズ史に語り継がれるだろう一言と共に文字通り有言実行します。スワローズの7月成績自体は決して芳しいものではなかったものの、シーズンを通して圧勝ムードだったチームが消沈することなく鼓舞し続けた彼の存在は大きかった事だろう。
そういった成績以外の面での村上選手の貢献はヤクルトを常勝軍団へと導いた高津監督のコメントからもよく見られ、マスコミからの心無い口撃に対して抗弁する姿もよく見られる。
プロだから、四番だから打ってこそチームへの最大の貢献である事自体否定する事は毛頭ない。僕自身毎試合観戦しながら村上選手の打席に一喜一憂している一人だ。しかしここ数試合の成績だけを、しかも四番として打点をあげる、出塁するなど成績を上げている選手に対しホームランがない事だけを理由に彼を批判する事にはとても看過できない。

村上対戦時のフォアボールに対するブーイングに思う事

もう一つ、村上選手と言えば騒がれない記録的な数字がある、それが四球(フォアボール)の数だ。上述の通り今の村上選手は調子が良いとは言えないので今すぐ確認できないかもしれないが、村上選手は本来選球眼の良い選手としても知られていて、それが四球の数にも如実に表れている。
山田、村上は例年からとにかく真っ向勝負を避けられる二人で、四球をもらった数でも競う間柄でもあるのだが、選球眼がよく、真っ向勝負をしてもらえる機会が少なく、そして更に今年は特に敬遠される機会も多いとあって実は四球数でもぶっちぎりで首位を独走している。

打席に立った数が約600に対し四球が約120、つまり5打席中1打席は四球なのだからほぼ毎試合四球をもらっている事になる。実際には5打席中4打席四球なんていうおかしな事態に陥って時期もあったので毎試合という程にもならない計算だが、それでも年を通してスワローズを見てきたファンにとって村上の四球はある意味見慣れたものなのだ。
にもかかわらず、最近では村上選手に四球を出したピッチャーがブーイングを受けるという謎の事態に陥っているという。これは自分が56本目のホームランを見たいというだけの理由だろう。
一時期スワローズは五番不在と呼ばれた時期があった、つまり村上が四球で歩かされた後、確実に広がったチャンスを生かせる打者がいなかったのだ。そのため、チャンスで村上に打席が回り、敬遠、5番打者が凡退し得点できずという展開に色々と思うところがあったのも事実だ。
そのため、村上に四球を出すピッチャーを擁護するつもりもないし、勝負を挑まれて見事打ち勝ってホームランを打つ姿を見たいという気持ちも多分同じだ。一方で、1打席の四球如き見慣れた光景にルール違反をしたわけでもないピッチャーに対しブーイングを送る人たちにはとても賛同する気にならない。なら開幕試合からずっと相手ピッチャーにブーイングを送り続けてほしいと思う。

まとめ

乱雑に書きなぐってしまったので文としてとりとめのないものになってしまっているかもしれませんが、その点はご容赦ください。
彼が出場予定の試合はまだあり、彼の挑戦は続きます。その記録がどこまで伸びるんだろうという事に期待してしまう気持ちは僕自身も強くあって、それを多くの人が思っている事は正直マイナー球団のスワローズファンを続けてきた身としては嬉しい限りです。
でも同時にその記録が伸び悩んできたことに対し、期待が落胆に変わり、そしてそれが様々な声として噴出している事が何より悲しく思えます。
彼は既に日本人なら知らない人はいないだろう野球選手王貞治と並ぶ記録を打ち立てています、三冠王も十分射程距離に収めています。つまり現時点でもものすごい記録を打ち立てているんです。残り2試合、期待する気持ちが同じならどうか静かに見守ってほしい、そして落胆する前に今年の村上選手の成績をもう一度見てほしい、きっと彼へ落胆する事はないはずです。

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