神社に一礼

近畿圏内で神社・ラーメンを中心に『明日どこ行こ?』に答えられるブログを目指しています。

桜に紅葉に。西行法師晩成の地『弘川寺』

今回ご紹介するのは大阪南部にある『弘川寺』です。
大阪には箕面や、犬鳴山、大阪城公園など色々な紅葉スポットがあります。そんな中ちょっと郊外に足を運んだ先にあるこのお寺は紅葉スポットとして有名ですが、結構穴場扱いされる場所だったりします。
今回はそんな大阪の穴場紅葉スポット『弘川寺』に一礼。

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寺院概要

このお寺があるのは、大阪府河南町大阪に町なんてあるの?なんていう人もいるかもしれませんが、あるんです。奈良の葛城山を背にして西側麓に建つ真言宗醍醐派の準別格本山です。『準別格本山』なんて言う言葉自体初めて聞きました。
寺院の創建の歴史は古く、天智天皇の頃(665年)まで遡ります。役小角によって創建されたと伝わるこの寺院、その後の676年には雨乞いの祈祷が行われる事となり、その功績によって天武天皇より山寺号が与えられたとされています。
平安時代歌人西行法師』がその身の終焉地として選んだ地として知名度を得ていて、境内には法師の墳墓なんかもあったりします。

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室町時代に一度戦乱に巻き込まれ(嶽山城の戦い)一度焼失してしまったものの、その後に復興された歴史も由緒もあるお寺です。

境内散策

本坊

山の斜面に建つこのお寺、山寺ならではの勘違いとして、本坊や御本堂は山を登り切った先にあると思いがちですが、実は駐車場のすぐ隣に本坊、そしてそのすぐ上に本堂はあります。

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ここの境内で有料エリアもここだけ、拝観料は大人500円。
堂内に細長くのびる廊下からは鮮やかな苔が拡がる庭園が。春には桜、秋には紅葉と両方が楽しめるように造られています。

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特に桜の木は枝ぶりと言い、見事としか言いようがありません。

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本堂から抜けた最奥には西行記念館という博物館があります。

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御本堂

本坊のすぐ上にあるのがこのお寺の御本堂。

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中にはご本尊の薬師如来様、ふすまがぴっちり閉じられていて立入禁止の様に見えますが、下足すれば普通にお参りしてよいと本坊にいらっしゃったご住職に快くお答え頂きました。(撮影は不明ですが遠慮しました。)

紅葉

山寺なので、境内どこもかしこも紅葉が広がります。

本坊周辺

本坊は紅葉に囲まれていて、特に向かって右の脇道は定評があるようです。

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周囲の白塀からも紅葉が見えます。あと、季節外れに何故か咲いていたさつきも見られました。

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庭園周辺

庭園からも紅葉は楽しめます。ただ、どちらかと言えば庭園は桜メインの様です。

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本堂周辺

斜面に広がる紅葉がここのメインです。

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西行堂周辺

斜面を登った先にある西行堂の周り自体に紅葉がと言うよりは、下に見える本堂の紅葉を見下ろせるスポットになっています。

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西行法師

西行

江戸時代に入り、歌僧似雲が建立したとされるお堂。

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西行

境内の一番上にある、ここを終の棲家として余生を過ごしたとされる平安後期の歌僧『西行法師』のお墓があります。

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御朱印

御朱印は本坊入堂時にご住職から頂けます。位置関係から、よほど空気を読まない人でもない限り拝観とワンセットになるでしょう。綺麗な紅葉があしらわれています。

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アクセス

大阪府河南市内。辿り着く手前の道は結構狭く、本当にあってるのか心配になりますが、ナビを信じて進みましょう。駐車場多数あり。

まとめ

今回はこれで以上です。
紅葉のスポットとしても、桜のスポットとしても親しまれているこの山寺は、綺麗な割に参拝客はまばら、正に穴場スポットです。
大阪・奈良いずれからのアクセスもそこそこ時間がかかるんで出来れば一人で行きたいところ。休日は家族の奴隷サービスをしなければ、と言う方は近所のワールド牧場とセットで拝観をお薦め。

www.aoimon.net

動物と触れ合えるし、バーベキューは出来るしで家族サービスには最適の場所なので、家族にはここに遊びに行こう、というついでに参拝と言うのが無駄に波風の立たない観光経路と言えます。