今回は滋賀県にある食事処『いき生き水文化かばた館』のご紹介です。
食事で重要なのは味、とはいえお店の雰囲気がその食事にマッチしていると、よりおいしさを感じられるというものです。今回はまさにそんな雰囲気と食事のマッチング、そのお手本ともいうべきお店のご紹介。
店舗概要
お店があるのは滋賀県高島市
このお店があるのは滋賀県高島市。ど真ん中に琵琶湖があってその周りに点々と市街地がある、それが滋賀県。東洋のイスタンブールこと大津市は実はやたらと広く、湖の西側の半分くらいは大津市だったりするんですが、そのだいぶ離れた大津市のお隣さん、それが高島市です。
この辺りはとにかく自然が豊かで、いろいろな観光スポットも自然と地球の丸みを利用したものが多い
とにかく目に優しいスポットが多いのが魅力の街。
店内には昔懐かしの『囲炉裏』が
自然豊かな高島市、そんな雰囲気にまさにぴったりというべきなのが今回のお店。
一見すると博物館か何かのように考えてしまいますが、中は普通のごはん屋さんです。
ただその雰囲気が素敵、まず入店して初めに目が行くのはテーブルの真ん中に設置された囲炉裏。
残念ながらこの囲炉裏と鍋を使って提供してもらえるメニューはないようですが、田舎の民家で楽しくお食事、そんな雰囲気を思う存分楽しむことができます。
ほかにも店内は高島らしくメタセコイヤっぽいインテリアが飾ってあったり、ちょっと装飾のジャンルが散らかっている感は否めないもののどこかほっこりさせてくれるような雰囲気に包まれています。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:11時00分~16時00分
- 定休日:特になし
- 駐車場:あり
- 住 所:〒520-1501 滋賀県高島市新旭町旭707
- 支払方法:現金のみ
お昼ごはんを食べ損ねた時など特に重宝する営業時間設定、駐車場は店舗裏側に広々したスペースがあります。
メニュー・味
メニューは概ねオーソドックス
メニューです、ぜひ囲炉裏をフル活用した炉端焼きなんかを期待していたんですが、ぱっと見は意外とオーソドックスな定食屋さんという印象。
このお店で好評らしいのがこのとんちゃんとしょいめし。気になる季節御膳は現在予約制なんだとか。
とんちゃん定食
『とんちゃん』響きから豚肉料理のようですが、実態は味付け鶏焼肉です。少しやりすぎくらいの焦げ目は苦みも感じるんですが、これも含めてこの料理の味だと思えてきます。
『しょいめし』というのもあまり聞きませんがこれも滋賀の郷土料理で、しょうゆを使って炊いたご飯という意味のものらしいです、平たく言うと炊き込みご飯ですね。炊き込みご飯としては薄味なのが単純に客受けを狙うのではなく、素朴な郷土料理を提供してくれている感が出ていて、逆にOK。
小鉢の数が尋常じゃありません。十分満足できるボリューム。
まとめ
今回はこれで以上です。
お客さん受けを狙うためかどうしても郷土料理って実際より濃く提供されることが多い印象がありますが、このお店は全くそんなところがありません。昔からこの地域に伝わるご当地の料理をそのまんまご提供してくれるので、滋賀の自然に触れほっこりしたいときはここです。