神社に一礼

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紀伊の木々に抱かれるパワースポット『伊太祁曽神社』

今回は和歌山にある『伊太祁曽神社』のご紹介です。
紀伊国の一之宮とされる神社で、木々に囲まれるこの神社の境内は癒しのパワーに満ち溢れています。では、今回はそんな伊太祁曽神社に一礼。

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神社概要

神社があるのは和歌山県和歌山市

この神社があるのは和歌山県和歌山市。この辺りは最寄り駅・地名ともに『伊太祁曽』といい、名実とも神社のおひざ元といえる地域です。
紀の川を挟んだ北側にあるこれまた根来寺というお寺が近いのですが、境内に『興徳院』・『傳法院』という、現存していないものの社殿が築かれていた事からも古くからの親交の深さが窺えます。

ご創建は1300年以上前

この神社のご創建は定かにはされていないものの、少なくとも1300年、ともすれば2000年の歴史を遡る事となります。
元々この地の日前宮でお祀りされていたんですが、垂仁天皇の時代に日前神・国懸神がこの地でお祀りされる事となったので、一時別処に遷されたものの713年にふたたびこの地に戻される事となった訳です。

ご祭神は木の神『五十猛神

この神社の主祭神五十猛神(いそたけるのかみ)。素戔嗚尊の子にあたる神様です。日本中に木を植えて回り、国中を緑豊かな土地にしてくれた神様とされている為です。
元々、高天原に居た五十猛神は父素戔嗚尊と共に高天原を追われ、一時新羅(韓国の国の一つ)へ降り立ちますが、定着せず舟で出雲へと渡ってきます。
素戔嗚尊高天原から持ってきた木の種を五十猛神に渡し、日本中に撒くように命じます。妹神の大屋津姫命・都麻津姫命と一緒に九州から撒き始め、国中を緑でいっぱいにして最後に降り立ったのがこの紀伊の国(紀伊国)でした。以来、五十猛神はこの地にお祀りされる事となったという訳です。

紀伊国はこの神話から紀伊国=木の国と呼ばれるようになったそうです☆

ご本殿の脇には五十猛神の妹神にあたる、大屋津姫命・都麻津姫命も一緒にお祀りされています。
木の神である五十猛神は当然林業の神様とされていて、遠方からも参拝される方が絶えないそうです。また、新羅から船で無事渡り切った神様として船の安全を願う神様とされていたり、素戔嗚尊の系譜から武や勝負事の神様としても信仰されているようです。

住所・駐車場など

境内散策

木の神様の神社と言うだけあって、境内は一面緑に囲まれた涼やかな雰囲気の神社。

ご本殿・拝殿

境内は鳥居を越えるとまず立派な太鼓橋。

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その奥にあるのが御門。

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最奥にあるのがご本殿です。

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真ん中に主祭神五十猛神、脇殿に妹神にあたる大屋津姫命・都麻津姫命がお祀りされています。

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木の俣くぐり

木の神様をお祀りしているだけあって、境内随所に見事な木の芸術ともいうべきものが散りばめられています。

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その中でも一際目を惹くのがこの木の俣くぐり。

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神代の昔に大国主神が八十神に命を狙われた際、五十猛神のところに身を寄せた際、木の俣くぐりを行い難を逃れたという言い伝えがあります。
以来、この神社で木の俣をくぐれば自身の難を逃れる事が出来るという言い伝えが出来ました。少々くぐる事自体のハードルは高いですが、逃れたい災難がある方は頑張ってくぐってみましょう。

病人が飲むと元気になる『いのちの水』

本殿の脇には奥に抜ける道があります。御井社(みいのやしろ)と言うお社があります。

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お社の前にはいのちの水と呼ばれる水を湛える井戸があります。

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御井社には水の神様『弥都波能売神』と井戸の神様『御井の神』がお祀りされています。お水を頂く際にはまずお社にお参りしてから頂くようにしましょう。

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祇園社

境内の小高い丘に登る奥にあるのが祇園社

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山道途中には磐座が鎮座。

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蛭子神社

本殿向かって左にあるのが蛭子神社

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お社前には首より上の病に霊験あると言われるおさる石。妙にリアルです。

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ご朱印

御朱印社務所にて頂けます。

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まとめ

今回はこれで以上です。
木の神様の神社だけあって、境内は立派な木々に覆われています。ご神木の大杉などは樹齢がどのくらいかもわからないほどに立派なもので、それが五十猛神の植えた木、もしくはその子だと思うと感慨深いものがあります。
この木々に囲まれて存分にパワーを与って下さい。