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出雲大神宮


出雲と言えば、出雲大社が超有名ですが、京都にも出雲と名のつく神社があります。
丹波国一之宮で別称『元出雲』。あくまで社伝からの一説という事なので断定はできないのですが、出雲大社は出雲大神宮から勧請を受けたことに由来するのだとか。
(説によっては全く逆で、出雲大社から勧請を受けたとする説もあるようです。)
いずれにせよ現在においては両社は全くの別法人である他方、交流は密に行われているようなんで、どちらが正しいというよりはどちらも長くそこに在って欲しいというのが日本人としての素直な思いといったところでしょうか。

では、今回はそんな細長い京都の中心当たりに位置する出雲大神宮に一礼。

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割と真新しくも綺麗な鳥居をくぐると、灯篭のアプローチの並びにいつも露店を出してらっしゃる飴屋さん?(飴以外もあるけど)が軒を連ねたりしてるんですが、まずは本殿へ。

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神社内の案内図。元々この神社は境内を含む背後に在る山『御蔭山』をご神山としてお祀りしたのが始まりとされている為、境内も山に溶け込む形で在ります。

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御由緒書きと次の鳥居。

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ご祭神は
大国主命(おおくにぬしのみこと)
三穂津姫命(みほつひめのみこと)
の2神。美細津姫命は大国主命の后神とされ、その為かこの神社のご利益は縁結び。その他、湧水のご利益による長寿、金運なども挙げられるみたいです。

ご拝殿。

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拝殿の奥にあるのがご本殿。

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では、順番に境内を散策して回ります。
招霊木オガタマノキ。オガタマというのは招霊という意味のようで、この木が神社に植えられているのは割とよく見かけます。

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はっきりした説明書きなんかはなかったですが、↑のオガタマノキは2代目という事なので、その脇に飾られていたこの木の幹は初代の木でしょうか。f:id:aoi0730kanon0930:20180701001201j:plain
車祓所、車買い換えたら何となくしとかなあかんな~って気になりますよねw

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長命のご利益の由縁となる湧水『真名井の水』。

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ご神水としてだけでなく、ミネラルなどのバランスも非常に良い『おいしい水』という事が科学的に立証された水だそうです。ご神水を科学分析とかかえって俗っぽい
地元の方にも親しまれているようで、参拝の間にもちらほらと水を汲みに来る方を見かけました。

夫婦岩。三重の二見興玉神社が有名ですが、こちらも縁結び・夫婦和合の象徴とされているようですね。

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こちらの金運向上の源泉となる(だろう)大国恵比寿社。

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これで本殿周りの散策は終わり。次はご神山である御蔭山部を巡るのですが、その前に社務所へ。というのも、入山へは予め社務所への届け出をし、入山者用のたすきを受け取る必要があるんです。
ご神域に入るので当然という事と、入山者の管理をして遭難を防ぐ意味もあるのかもしれないです。ま、個人的に御朱印を頂くに上がるので僕個人はどっちみち顔出すから構わないといったところですがw

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良縁祈願の絵馬がやはり目を惹きます。

では、本殿右脇の道から入山開始。

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まず見えてくるのが、この磐座。

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末社の春日社。

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稲荷社。

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このお社の奥にあるのが、御蔭の滝。

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緩やかながら地味に足腰に堪える山道をひたすら進みます。

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丁度境内の中腹くらいでしょうか、上社が見えてきます。

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さて、いよいよ入山に届けが必要なエリアに突入です。

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登り始めはうんざりしそうな急こう配ですが、ずっと続くわけでもなくそこまで難所という場所でもありません。むしろ日ごろ運動不足の人(僕の事です。)には丁度いい感じ。こう配を抜け、山道を進むとやがて鳥居が見えてきます。

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この鳥居を越えて更に奥へ進むと、巨石の群が見えてきます。これがご神体、磐座群です。

木々に囲まれ周りには自分たちのみ。凛とした空気に包まれたこの空間はご神域ならではといったところでしょうか、一礼にも自然背筋が伸びるというものです。

さて、道はここで終点の為、下山します。
先ほどのたすきを付ける鳥居の地点まで戻り、他の摂社などを拝観。

笑殿社。

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しあわせなで兎。この兎は有名な神話『因幡の白兎』にでているようですね。

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最後に二の鳥居の手前には池があり、池があればご一緒にいらっしゃる姫がいらっしゃりました

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今回はこれで以上です。
良縁祈願に名高いようで、神前式を行う場所に指定される事も多いのか神社HPでも割と大きく取り上げてました。
ご神域の懐に入り、周りの空気感がいつもと違う中、一度そんな空気感を吹き飛ばしてくれると思います。

  • 住 所:〒621-0002 京都府亀岡市千歳町出雲無番地
  • 駐車場:あり

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