神社に一礼

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三社巡りの3『丹生川上神社中社』

今回は奈良県にある『丹生川上神社中社』のご紹介です。
丹生川上神社三社巡りの3社目の神社です。
丹生川上神社と名の付く神社は3社あって、丹生川上神社三社巡りの一社として数えられています。では、今回は丹生川上神社中社に一礼。

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神社概要

創建の歴史

この神社があるのは奈良県吉野郡、下社・上社と同様結構な山奥にあって、境内目の前には清流高見川が流れる風光明媚な場所。

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創建の歴史として、元々は神武天皇天神地祇をお祀りし、戦勝を占ったを鎮座地としています。675年に現在摂社が置かれている川挟んだ向かい側に罔象女神を奉斎し、その後現在地に遷座したという説と、895年に『人声の聞こえない深山で我を祀れば、天下のために甘雨を降らし霖雨を止めよう』という神託により創建されたという説があります。丹生川上神社上社・下社とともに、平安後期には二十二社に列されるほどの厚い信仰を集めていた神社でもあります。

二十二社 - Wikipedia

上社がダム建設による水没、下社が『天誅組』蜂起による焼き討ちにあい、社殿が消失・滅失してしまったように、この中社も応仁の乱前後には立地のせいもあり、社殿の所在すら不明となった時期もあったんですが、明治時代に入るとその所在についての研究が進み、まず上社・下社が官弊大社として『丹生川上神社下社』、『丹生川上神社上社』とされます。
その後も研究が進められ、大正時代この中社も改めて官弊大社に列格される事となりました。当時三社を総称して『丹生川上神社』と呼ばれていましたが、昭和に入りそれぞれ別々の三社として扱われるようになり現在に至っています。

ご祭神・ご利益

ご祭神は罔象女神(みずはめのかみ)をお祀りし、相殿として伊邪奈岐命・伊邪奈美命を配祀されています。
罔象女神は上社・下社でお祀りされている高龗神(たかおかみのかみ)と並び日本を代表する水神様で、祈雨、止雨ともに信仰厚く、祈雨には黒馬を、止雨には白馬または赤馬を献という独特の習慣のある神社。
ご利益は祈雨、止雨として昔から信仰が厚い神様であると共に、水神様なので流れを司る神様として商売繁盛、麗しい女神様と言う事で女性の、とりわけ子宝・安産にもご利益が期待できます。
また、伊弉冉神の尿から生まれたとされている事から農耕の神様でもあるという中々頷き辛いご利益もある神様です。

境内散策

ご本殿・拝殿

正面鳥居を抜けたまっすぐ最奥にあるのが拝殿とご本殿です。

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中には祈雨、止雨の時に奉納されたのだろう馬の絵が飾られています。

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珍しいのかどうか不明ですが、本殿を横から眺める展望台のような場所が用意されています。

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丹生の真名井

水神様をお祀りする清流傍の神社だけあってご神水を湛える井戸がありました、丹生の真名井と言うそうです。

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いわゆる超軟水というやつですね、霞を飲んでいるような感覚になる位軽い軽い水、飲むと神力が得られるとされているパワースポットの一つ。

木霊神社

ご祭神五十猛命(いそたける)と読む林業の神様をお祀りする摂社。

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叶大杉(かなうおおすぎ)

境内で一際存在感を放つ大杉。両手を幹にあて、願い事を心願・唱える事で御神徳に与れると言われています。

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乾いた樹皮に手を充てると冷たく、何かが伝わってくる不思議な感覚を味わう事が出来ます。

丹生のなでふくろう

フクロウは不苦労、福来朗、幸福ろうとして幸せをもたらす霊鳥として信仰されています。頭や体、足などを撫でる事で御神徳を授かる事が出来るそうです。

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御朱印

御朱印社務所にて頂けます。『水神宗社』の文字と魚の絵が可愛らしい。

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アクセス

奈良県吉野郡県道220号線高見川沿いを東進。カーブの切れ目で突然鳥居が見えてきますので、ゆっくりと走りましょう。境内に参拝者用駐車場あり。

まとめ

今回はこれで以上です。
丹生川上神社と名のつく三社はどこも綺麗な川沿いにある水神様をお祀りする神社です。川、とりわけ清流には邪気や体の中のわるいものを祓ってくれる効果があるとされていて、境内は静かで空気は澄んでいます。境内真ん中で深く深呼吸してみてください、きっと悪いものが出ていいものが入ってきてくれる感覚が得られると思います。