神社に一礼

近畿圏内で神社・ラーメンを中心に『明日どこ行こ?』に答えられるブログを目指しています。

最初で最後の鶴岡八幡宮摂社『岡八幡宮』

今回は三重県にある岡八幡宮のご紹介です。
こちら神社としても珍しい場所でもあるんですが、夏の季節はひぐらしの鳴き声が楽しめるスポットとしてもおすすめの神社だったりします。
では岡八幡宮に一礼。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814180350j:plain

神社概要

神社があるのは三重県伊賀市

この神社があるのは三重県伊賀市、忍者で有名な街ですね。東西南北は全部山なので昔から交通の要衝として栄えた街、徳川家康本能寺の変を受けて明智光秀の手から逃れるためここら辺を通ったんじゃないかなの街、この辺りから徳川家と伊賀忍者が縁を深めていったんじゃないかなの街。
歴史の教科書にはあんまり載らないところで割とロマンに溢れた街なんですが、今は割と田園風景の広がる山あいののどかな風景が広がる静かな街です。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814141028j:plain

鶴岡八幡宮唯一の末社

この神社、単体としても立派な姿を残す神社なんですが実は末社。ここから遥か東、神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮に属する神社。

鶴岡八幡宮 - Wikipedia

源氏の守り神として名高い鶴岡八幡宮ですが、幕府を開いた頼朝は弟義経が身を寄せた奥州藤原氏討伐の折、戦勝祈願をします。そして、見事討伐を果たした頼朝は全国に鶴岡八幡宮の摂社建立計画を立案、その第一号がこの岡八幡宮という訳です。
当初全国鶴岡八幡宮建立計画という当時でも今でも壮大なこの計画ですが、頼朝が死去すると途端に子孫たちはトーンダウンし、計画は中止に。
結果、この神社は鶴岡八幡宮唯一の摂社となって今日に至っています。

アクセスなど

横の敷地が広いので駐車場に困る事は恐らくありませんが、神社に至るまでの道が少し狭く、対向が難しいので周りを見ながら運転しましょう。

境内散策

境内は裏手の山の斜面一帯に広がっているんですが、全体的によく手入れがなされていて清潔な印象を受けます。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814163525j:plain

ご本殿

境内にまっすぐ伸びる石段を登った先にあるご拝殿とご本殿。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814163631j:plain

イチイガシ

境内すぐ脇にあるものすごい迫力を持つ樫木、イチイガシ。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814163930j:plain

ヒグラシは境内の森の中で

この神社の境内は大部分森。夏の風物詩として挙げられるのがこのヒグラシの合唱です。特にお滝場の周辺では、360度パノラマでヒグラシの鳴き声を鑑賞することが出来、木陰の涼しさも相まって何とも言えない涼感漂う良い雰囲気に包まれています。

岡八幡宮の境内にてヒグラシ - YouTube

お滝場

今でも滝行に使用されているお滝場。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814165006j:plain

コロナに打克てと、今年の1月もここで有志15名による滝行が実施されたそうです。
恐らく水温マイナスと思しき真冬の水でお清めとか正気の沙汰ではないものすごい胆力の持ち主と感服せざるを得ません。

岡八幡宮で初みそぎ 伊賀市白樫 | 【伊賀タウン情報 YOU】

源頼朝

頼朝により建立されたという事で、境内には頼朝をお祀りしているのだろう『源頼朝』社があります。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814170805j:plain

御朱印

御朱印社務所にて頂けます。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814175239j:plain

柔和な宮司様は突然の訪問者にも気さくに神社の成り立ちなどご説明してくださいますが、そんな印象とはまた違う豪快に書かれた岡八幡宮と勝運の文字。御朱印集めをする上でも手に入れてちょっと嬉しくなる一枚と言えます。

まとめ

今回はこれで以上です。
この場所は元々山の神様をお祀りしていたようです。景行天皇に成立という事なので、興りだけを考えると約2000年という歴史を持つ神社という事になります。

f:id:aoi0730kanon0930:20210814175706j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20210814175710j:plain

歴史的な意味も勝運祈願、単純に自然とのふれあいという意味でも訪れて損はない場所です。