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国宝:人物画像鏡を所蔵『隅田八幡神社』


今回は和歌山にある『隅田八幡神社』のご紹介です。
この神社に伝わるのは鏡。日本最古の金石文(金属や石などに記された文字資料のこと)の一つとして国宝に指定されている『人物画象鏡』が伝えられる神社です。
では、今回はそんな『隅田八幡神社』に一礼。

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神社概要

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どこにあるのとか創建の歴史とか

この神社があるのは和歌山県橋本市。京奈和自動車道の裏側の様な場所に拡がる旧市街、ぽっかりと空いた空洞の様な場所にこの神社はひっそりと建っています。
元々この場所は神功皇后が外征後、大和の都にご環幸の途中に滞留したご縁から、859年に八幡社を勧請したのがそもそもの興りとされています。
986年には摂政『藤原兼家』がこの辺りの隅田村を石清水八幡宮三味堂の料所(ここでは幕府の直轄領の意)となります。その後、改めて石清水八幡宮の別宮として扱われるようになり、この神社が成立します。1560年には松永久秀の戦の際に焼失、江戸時代後期にも焼失し、1822年に再建され現在に至っています。

ご祭神とご利益

ご祭神は以下の3柱。

  • 誉田別命(ほんだわけのみこと)

第15代応神天皇を指します。源氏が自分たちの氏神様として崇敬した事を受けて武神として武勇長久・勝利祈願・出世開運のご利益があるとされています。
注釈はありませんが、石清水八幡宮からそもそも勧請されたのはこの神様でしょう。

  • 息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)

応神天皇の母であり、熊襲討伐・三韓征伐などで数々武勇も馳せる力強い神様、肝っ玉母さんみたいなものを想像するとわかりやすいでしょうか。
神功皇后は母としての子授け・安産・子育て、武勇を馳せた戦女神として勝運・外交・厄除けと色んな事に大活躍してくれる神様でもあります。

  • 足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)

第14代仲哀天皇の事です。応神天皇の父親で神功皇后の夫に当たりますが、他の二人に比べてちょっと影が薄いかもしれません。と言うのも実在自体が不確かとされているためなんですが、応神天皇・神功皇后・仲哀天皇の三神を合わせて『八幡様』と言う立派な神様です。
ご利益について言及した情報は確認できなかったのですが、夫婦そろってお祀りされている神社ではよく夫婦和合のご利益が掲げられています。

境内散策

ご本殿・拝殿

正面の鳥居から楼門をくぐった先にあるのがご拝殿とご本殿です。

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国宝:人物画像鏡

この神社には国宝が収められています、その名も人物画像鏡。

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当然というか物騒なので、本物は東京国立博物館に寄託されていますが、レプリカと思われる銅鏡が境内に飾られています。
『癸未年八月日十大王年男弟王在意柴沙加宮時斯麻念長寿遣開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟』の48文字が刻まれていて、当然読めはしませんが、ざっくり言うと『男弟王』という人の長寿を祈って斯麻と言う人がこの鏡を作らせたという意味らしいです。

アクセス・駐車場など

和歌山県橋本市、京奈和自動車道橋本東IC降りて裏道へ。駐車場100台とありますが、どこにあるのかわからず。境内東側に数台止めるスペースが確保されています。

まとめ

今回はこれで以上です。
神社周りの道が狭く辟易としますので、少し離れた位置に車を止めて散策がてら歩いていくことをお薦め。銅鏡って改めてどんなものか見た事ない人も多いと思いますので、レプリカながら見物に行くのも良いかもしれません。

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