今回は京都にあるうどん屋さん『福来たる』のご紹介です。
京都のうどん屋さんといえばお高い割にそれほど美味しくないなんて思っている方
失礼や☆
観光地などのお店の中にはそういったお店もありますが、美味しいお店はちゃんと美味しいんです。今回はそんな美味しい京都のおうどん屋さん『福来たる』さんをレポート。
店舗概要
お店があるのは伏見駅前
このお店があるのは京都市伏見区。近鉄の伏見駅前にあります。伏見区には、この近鉄の伏見駅のほか、桃山御陵駅、JRの桃山駅、京阪電鉄の伏見桃山駅と似たような名前が乱立しているので注意です。特に他の3つは概ね近くにありますが、この伏見駅だけは2駅ほど離れています。
駅前にある立地上、この駅を普段から利用する人以外にはなかなか訪れにくいお店なんですが、間口の割にテーブル席が多く用意されているので、ファミリーでも利用しやすくなっています。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:11時00分~15時00分、17時30分~22時00分
- 定休日 :水曜日
- 駐車場 :特になし。向かいにイズミヤの駐車場が多数あり。
- 住 所:〒612-8432 京都府京都市伏見区深草柴田屋敷町76
- 座 席:カウンター・テーブル・座敷計41席
- 支払方法:現金・paypay
最近導入が目立つpaypay。使い勝手はクレジットと同じですが、少額決済のお店で特に導入が進んでいるので重宝します。
メニュー・味
ほぼ写真入りなので選びやすいメニュー。うどんのメインは店名を冠する『福来たるうどん』の温・冷、それにカレー。肉と天ぷらを豪快に盛り付けるのが『福来たる』系の特徴のようです。
他にも沢山ありますが、写真ばっかりになってしまうので割愛。あと、天ぷらは単品オーダーも可能で、そのほかお子様用メニューも揃っています。家族連れで訪問時には嬉しい限り。大盛り(1.5玉)は無料なのも嬉しい。
福来たるカレーうどん
お店のメインの一つ『福来たるカレーうどん』です。
豪快に盛られた海老天と大葉天、それに隠れて見えにくいですが、海老天に引けを取らない大きさの鶏天。ここの鶏天はこだわりの桜島どり。
・別名:ジャパンファームの「桜島どり」
・特長:ヘルシー志向のお客様へ従来比25%も脂肪を減少させた低脂肪鶏の「桜島どり」。南国の光と緑豊かな大地と、桜島に抱かれた環境で、親どりから一貫生産方式で育てました。シラス台地の恵みの地下水を与え、低脂肪用特殊飼料でスクスクと育てました。
・生産者:(株)ジャパンファーム (鹿児島県曽於郡)(たまご博物館様より引用)
天ぷらはフリッターを思わせるような硬めに揚げられた衣で、噛みごたえ・食べ応えは抜群。とり天は特にヘルシーさをウリにする桜島どりの更にささみ部分を使っているということで、くどさもありません。
カレーは辛さ控えめ、うどんの出汁としっかりマッチし、十分にコシを感じられる麺によく絡みます。カレーに溶け込んだ出汁の味は食べ終わったうどんをでこそ感じられるので、最後ご飯にかけても美味しそうです。
福来たるぶっかけうどん
カレーうどんは好みが分かれるので、さっぱりと食べたいという方はこちら。
黒毛和牛肉とろろぶっかけうどん
黒毛和牛というところにこだわりを感じるとろろぶっかけうどん。
いずれにせよこのお店のスタンダードは+肉というところにあるようで、これが出汁のコクを引き立てる要素として機能しているものと思われます。
テイクアウトメニュー
コロナ自粛を受けてなのか、元々なのか不明ですが、テイクアウトメニューのご用意もあります。
まとめ
今回はこれで以上です。
ご存知の通り、うどん屋さんは今2方向に分派していっていて安いセルフという大手チェーンと、(セルフに比べて)お値段は張るけどメニューが豪華というお店がほとんどです。個人的に讃岐か丸亀か知らないですが、閉店前に行くと来店客がお金払って買った天ぷらやおにぎりを目の前で平気な顔で廃棄する大手チェーンセルフうどん屋は美味しい・美味しくない以前に、食べ物屋と思っていないので、こういうちゃんとしたうどん屋さんはぜひとも頑張ってほしい、そんな風に思わせる美味しいうどん屋さんでした。