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城郭はなくとも威光は健在。続・名城百選『津城跡』

今回ご紹介するのは三重県津市にある津城跡。
文字通り、津市に建てられた城跡で戦国時代には織田家が入城し、そして江戸時代に入ると築城の名手と言われる藤堂高虎によって改修を行われたとされている穴場名城といえるスポットです。

概要

今回の舞台は三重県津市

このお城と神社があるのは三重県津市。津餃子でおなじみの津市ですが、津市の行政施設が集まる官公庁街に面する形でお城跡は残されています。

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現在、天守など主要な建物はないものの、石垣や堀など外郭部分は建造から400年たった今でもその立派な姿を留めています。

お城の歴史

このお城が築かれたのは戦国時代初期、当時この地域を支配していた長野氏の一族が安濃津城というお城を築いたのが始まりとされています。この当時はまだごく小規模なものだったようです。

この頃のお城は居城というよりも軍事拠点としての色合いが強かったようです☆

その後、織田家がこの地に侵攻、織田信包がこのお城に入城すると、このお城一回目の改修工事にあたります。
城郭を立派なものして、本丸・二の丸・三の丸まである立派なお城へと整備を進めました。天守・小天守を建造したのもこの時期でした。
その後、江戸時代に入るとこの地域は伊賀・伊勢を収める津藩の所領として藤堂高虎が収める事となり、その居城として2回目の改修に着手します。現在のこのお城を中心とした城下町が整備されたのもこの時期とされています。

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天守は1662年の火災により焼失、以後は江戸幕府への配慮から再建はなされずそのまま明治時代に入ると廃城令により残った建造物もお取り壊しとなり、現在はお城公園として石垣やお堀の一部が残るのみとなっています。

営業時間・駐車場・アクセスなど

  • 住  所:〒514-0033 三重県津市丸之内33−5
  • 営業時間・休城日:年中無休(公園なので入城等に制限はありません。)
  • 駐車場 :特になし。駅前なので多数コインパーキングあり。
  • 観覧料 :無料

お城跡と言っても現在は公園なので、年中いつでも入ることが出来ます。

お城散策

藤堂高虎像と城跡公園

公園の中心にあるのがこの藤堂高虎像と城跡公園。

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公園内は季節が合えば紫陽花が咲き乱れる名所にもなります。

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入徳門と本丸跡(庭園)

現存する数少ない建造物の一つがこの入徳門。

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門をくぐった奥には元は本丸があった場所が。今は庭園になっています。

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お堀と石垣

かつては城の防衛の要として機能していたのだろう石垣とお堀。

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高山神社

本殿

お城の南西側すぐに鎮座する高山神社
津藩祖にあたる藤堂高虎主祭神にお祀りする神社です。

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城山稲荷神社

本殿の向かって右に連なる朱鳥居、その奥に鎮座する城山稲荷神社。

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御朱印

御朱印もしっかりいただくことが可能です。

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まとめ

今回はこれで以上です。
歴史好きな方ならもしかしたら、藤堂高虎と聞くとあんまりいい印象がないかもしれません。浅井、織田、豊臣、徳川と依元を変える生き方には、確かに良い印象を持つことはありませんが、少なくともこの津藩城下町を作り上げた功績もあって、この津市内では名君として敬われているようです。伊賀上野城とそれほど距離も離れていないので、合わせて散策してみるのはいかがでしょう。

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