神社に一礼

京都、滋賀を中心に訪問した神社を紹介するブログです。

君の名は。非公式聖地?『星田妙見宮』

君の名は。昨年公開された映画タイトルの中で知名度は恐らくぶっちぎりで一番ではないでしょうか。新海監督作品はいくつか見ましたけど、まず映像の綺麗さ丁寧さで圧倒され、印象的なシーンが随所にちりばめられています。だから『聖地巡礼』の人気が高いのかもしれないですね。

君の名は。

君の名は。

 

さて、君の名は。の聖地と言えば飛騨、そして東京だそうですが、今回は意外と知られていない君の名は。の聖地?のご紹介。
大阪は交野市、私市駅から西方の住宅街を縫うように進むと小高い山(丘?)が見えてきます、それが今回の目的地『星田妙見宮』です。
では、今回は交野市の不思議スポット『星田妙見宮』に一礼。

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この鳥居の奥にある植え込みに沿って道は続き、やがて丘を登る階段が見えてきます。
このお社、後述しますが星に関わりが深いとされているようで、七夕祭、星降り祭などのご神事がなされるようです。

息切れしながら。。という程長くもないんですが、石段を登ると林道を抜ける道に差し掛かります。道として一応整備されているという程度なので、サンダルなんかで来ずに歩きやすい靴を推奨、そう、僕のように。。

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まず見えてくるのがこの龍王社。f:id:aoi0730kanon0930:20180622230804j:plain
祀られているのは『金色龍王』。正直あまり馴染みのない御名ですが、金色というからには金運にご利益があるのでしょうか。

次に見えてくるのは豊臣稲荷大神

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お祀りしているのは保食神ウケモチノカミ)。この神様ちょっと変わった神様で、陸を向いたら米、海向いたら魚、山向いたら家畜(獣)を吐き出すっていう絵面は超きもいかもしれないですが、食を司る神様で今の飽食と違い、餓死者なんかも普通に出ていた昔は正に夢の様な神様だったのかもしれません。

さて、山道はさらに続き、階段が見えてくるとゴールは目の前。視界が開けると、眼下にはここら辺一帯が一望。

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ようやくご本殿?ご本堂?に到着。

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というのも、そもそもこのお社、神社なのか寺なのかよく分からないwというか両方あるんです。これが星田妙見宮本社。ご祭神を
ご祭神は
天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)
高皇産霊大神(タカミスビノオオカミ)
神皇産霊大神(カミムスビノオオカミ)
の三神とする神社です。

一方、その隣には三宝荒神社。鈴じゃなく鰐口で、三宝仏教用語なので恐らく仏さんがいらっしゃるのでしょう。

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そこら辺は御朱印を頂きがてら『神社の中にお寺があるんです』というそのまんまな回答が得られました。これも神仏習合というやつなんでしょうか。
御朱印

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こちらの宮司さん、親切な方で、薄くて大雑把な情報を頼りに参った私にも色々と教えて下さいました。それによると、こちらははっきりと君の名は。の取材などを受けたわけでないものの、過去隕石落下の伝承が残っているのがこちらのみだという事でした。いわゆる作品のモチーフではないかというお話ですね。
という訳で僕の中でこちらは君の名は。『非公式』聖地という事になりましたw

三宝荒神社の奥には鎮宅社。

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さらに奥には、織女石(たなばたいし)が鎮座。

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無事ご参拝も済んだところで今度は下り。

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一旦下まで降り切ったところで、開けた森のドームの様な場所に到着。これこそ、件の隕石落下地点とされる場所なんだそうです。

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滝と言えど、今はもう枯れてしまっていて、流れる水はポンプによるもののようでしたが、不思議な雰囲気の漂う空間でした。

(おそらく)正門に当たるだろう鳥居。

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鳥居の前には、このお社の御由緒書きやこの山の成り立ちなどがあります。

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どうやらこの山というか丘全体が聖地とされているようで、平安時代には嵯峨天皇淳和天皇行幸されるなど昔から信仰が厚い一帯だったそうです。

今回はこれで以上です。隕石の伝承は正に星降った場所という事で、昔から語り継がれているだろう神秘的な場所でした。交野にはまだまだ色んな、自然と共にある名所旧跡があります。
少し変わった場所に参ってみたいな、そんな思いに応えてくれるそんな神社です。

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