こんばんわ、クリスマスですね。
三連休はクリスマスプレゼントを買いに行ったり、クリスマスの食材を買いに行ったり、クリスマスケーキを取りに行ったりと、何か買い物ばっかりしてた気がします。
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
今回ご紹介するのは、そのクリスマスディナーをかまくら作って中で食べたら美味しい、とかかまくらの中で飲む熱燗は最高!とかそんな話ではありません。
うん、わかるよ?初めから
かまくらというのは、食材を塩で覆いオーブンで焼く蒸し焼き料理、『塩釜焼』と言ったりもするそうです。毎年クリスマスは丸鶏が安く売りに出ているので、焼いた茹でたりしてるわけですが、今回はその一環で蒸し焼きを作ってみたという訳です。
用意したもの
用意するものといってもそんなに大層なものは必要ありません。
まず何といっても鶏。これがないと何を焼くのかわかりません。
丸一匹で980円(税別)ですよ、普通にモモ肉買ってくるよりなんかお得な感じしませんか。
次にかまくら用の塩。塩釜焼用と書いてありますが、成分表示を見る限り、塩に卵白が混ぜられたもので、水分を加える事で固まりやすくしてあるようです。
あとは、お好みで付け合わせの野菜とか。これは一緒にオーブンの中へ入れる前提で考えるので、根菜を中心に冷蔵庫なんかを漁ってみればよいと思います。
作ってみた
そんな技術は必要ありませんが、オーブンを使う料理の為時間を要します、そのつもりで。
まず、塩釜焼の素をボウルに空けて水を加えます。製品によって違いはあると思いますが、今回購入したものは、塩500gで大さじ3~4ということでした。そしてひたすら混ぜます。すると粉同士がくっついてぱさぱさの粘土のようになります。
これをオーブンシートを敷いたオーブン皿の上に敷き詰めます。これが土台になります。
上に食材を載せて、塩を上に被せていきます。粘土細工のようで結構楽しい。で、メインの食材を覆ったら表面に付け合わせの野菜を貼り付けます。カリカリにしたかったので外に貼りましたが、保水を考えるなら中の食材に貼り付けても良いと思います。
200℃に予熱したオーブンで50分焼く。
完成。見た目あんま変わってるように見えませんが、割ってみるとジューシーな鳥の香りが家中に広がります。
これに時間をかなり使ってしまったので、待っている間他の料理もちょいちょい作っていきます。
オニオンスープ。飴色になるまで炒めた玉ねぎの上に湯を注いで好みの味に仕上げます。ちなみに僕が作る時はコンソメ、白だし、酒、みりん。
鰹の生節をバターと白だしで炊き込みご飯にしてみました。バターはちょっと多かったので、一欠けらの半分ほどで十分かと思います。
クリスマスなのに和食感強くない??
作れるもののレパートリーが和食に寄ってるもので、ご容赦ください。
食べたみた
オーブンでしっかりと火が通っていれば、元が鶏肉なのもあって優しくナイフを添わせるだけで、切り分ける事が可能です。逆に軟骨の部分はナイフでも切れないので、手でもぎ取る様にすればよいかと。
味は、しょっぱい!!
理由はただ一つ。丸鶏を盛り付ける大皿が昨年遂に割れてしまったんです。で、やむなく割ったかまくらの上でこねこね肉を割いていたらその時に思う存分塩をまぶしてしまった事。原因はこの一点に尽きます。
改めて、塩を可能な限り払い除けてかぶりつきます。豪快にがぶりと。
焼くよりも肉の脂や旨味が外に漏れることなく、全部中に閉じ込める事が出来ているので、とてもジューシー。今回塩が外についているので中も含め全く味付けをしていなかったんですが、塩が付いていない部分も含め鶏肉本来の味だけで十分おいしく頂けるように仕上がりました。
感想と反省点それにまとめ
今回はこれで以上です。
第一の反省点としては、予め大きな皿を用意しましょう。
作る前に気づこうね☆
昨年の悲劇ですから、すっかり記憶の彼方に飛んで行ってしまってまして。
後は、ジューシーな反面かなり鶏肉らしさが表に出るので、人によってはしつこいと思う方もいるかと思います。かまくらに埋める際にローズマリーなんかを一緒に埋めて置く、または下茹でして余分な油分を取り除いた後で焼くというので対処可能かと思います。
※昨年は下茹でをして作ったんですが、この時は下茹でしすぎたようで、旨味が物足りなかったんです。その為今回は、下茹で0で作ったんですが、やはり少しは脂を落とした方が美味しく頂けるかと思います。
時間はかかりますが、チキンをお手製で作ってみると楽しい上に、さも物凄い料理を作ったかのように評価してもらえるので『日ごろ家事手伝ってない』だのなんだの言われるお父さん方、一度チャレンジしてみて下さい、家内の評価が変わる(かもしれない)と思いますよ。