神社に一礼

京都、滋賀を中心に訪問した神社を紹介するブログです。

清和源氏発祥の地『多田神社』

今回は、兵庫県川西市にある『多田神社』のご紹介です。
頼光四天王』ってご存知でしょうか。『大江山酒呑童子』や土蜘蛛の退治で知られる『源頼光』とその頼光に付き従った4人の武将を指します。
今回の神社はこの頼光を含む清和源氏頭領5柱を御祭神としてお祀りしている神社です。では、多田神社に一礼。f:id:aoi0730kanon0930:20190120113207j:plain

神社概要

この神社は清和源氏発祥の地とされています。宝物殿には源家宝刀『鬼切丸』ほか甲冑なども奉納されている、正に今の世に源氏発祥の歴史を伝える博物館のような場所になっています。

御由緒

主祭神源満仲公とするこの神社の起源は970年当時摂津守だった同公が、この地を開拓し源氏の居城を築いたのがこの地の起源とされています。
満仲公が75歳の時、仏門に入り自影を安置し、ここを多田院と名前を付けました。当初ここは寺院として建立されたようです。
以来この地は清和源氏の霊廟として扱われるようになっていったわけですが、清和源氏衰退に伴いこの神社も衰退していくことになります。その再興がなされたのは鎌倉時代に入ってからとされています。
その後、戦国時代に入り本殿が焼失してしまうんですが、源氏末裔を称した徳川家から厚い信仰を受け本殿などが再建され、明治に入り神仏分離により多田院は源氏五公をお祀りする神社となりました。

ご祭神・ご利益

ご祭神は初代源氏とされる満仲から源氏が歴代五柱(源満仲源頼光源頼信源頼義源義家)がお祀りされています。源氏最盛期だけあって、5柱それぞれに多大な功績などがあり、そのためこの神社のご利益はこの五柱に肖った武運長久、家運隆昌、勝運・厄除けの神様として今も信仰を集めています。

境内散策

この神社は、猪名川に西・南を囲まれた景観の良い神社ですが、成り立ちを考えると自然を利用した要塞として利用できる場所を選んで建立しただろう事が伺えます。

本殿・ご拝殿

正面の門(南大門)からまっすぐ一番奥に見えるのがご拝殿、そしてご本殿です。

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拝殿側からはわからないですが、奥の本殿は一の宮~五の宮まで5柱が祀られているんだそうです。

摂社

田尻稲荷神社
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六所宮
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鬼首洗池

本殿の奥にある為、見に行くことはできません。何ともおどろおどろしい名前の池ですが、その名前の通りの池です。酒呑童子を退治した源頼光がその首を洗ったとされる池です。

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神社HPより

アクセス

車の場合:兵庫県川西市内国道173号線『多田駅前』交差点西へ。
境内駐車場有料。(終日500円)

まとめ

今回はこれで以上です。神社自体もそうですが、川と橋とを南大門から望む景色など景観が綺麗な神社でもあります。この写真は冬なんで彩りがあんまりですが。

f:id:aoi0730kanon0930:20190120215852j:plainまた、宝物殿には宝刀鬼切丸はじめ源家ゆかりの品々が奉納され、4月にはその歴代源家武将の武者行列による『源氏祭り』が盛大に行われます。お近くに来られた際は是非一度ご覧になって下さい。