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目も心も奪われる永観堂 禅林寺


今回ご紹介するのは京都の永観堂禅林寺です。
秋が深まって参りました、年中観光客がわんさか訪れていて混雑している京都ですが、殊桜と紅葉に関しては別格、それはもうものっすごい人数が集結します。

どうせ大したことないんでしょ?

そんな甘い気持ちで来ようとしている方は来た時にきっと後悔する事となります。

そう、今日のあんたみたいにね★

今回は混雑を回避する為、午後半休を取り、母ちゃんにはさも一日仕事をしていたかのように振舞いながら拝観してきましたので、紅葉の具合や混雑具合も含め、ご紹介していきたいと思います。
では、永観堂禅林寺に一礼。

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御本堂まで

京都は左京区、大文字焼きで有名な大文字山山系の麓に位置するのがこの永観堂です。この辺りは平安神宮、京都市美術館、ロームシアター、京都市動物園と京都の文化エリアが凝縮された場所で、その東の端にあるのがこの永観堂という訳です。

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総門をくぐればもうそこは一面紅葉の世界、両側に広がる紅葉の赤や黄色は目に鮮やかで、正に心を奪われる光景です。

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随所に綺麗な場所がありましたので、別に画像集を作成しましたので、よろしければこちらもどうぞ。

www.aoimon.net

右に左に目を奪われながら歩を進めると程なく中門が見えてきます、拝観料もここから発生します。大人1,000円。中々のお値段です。

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ぶつくさ文句言うな♪

境内案内図です、お寺のHPより抜粋。

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人は多いです、いや、かなりごった返してますが順路が各所に明示されているので、見て回るのに困る事はありません。
堂内へは中門から右手へ少しそれた大玄関というところから入ります。土足厳禁、ビニール渡されて持ち歩く事になるので、重い靴、脱ぎ履きしにくい靴などは避けた方が無難です。
御朱印を頂く方はここで御朱印帳を預け、帰りに受け取るという方式です。御朱印帳が3種用意されていて、流石というべきか綺麗なデザインの物ばかりでした。

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堂内すぐにあるのがこの中庭。紅葉時も紅葉じゃない時期もここが多分一番の見どころなんですが、いきなり惜しげなく魅せてくれます。この中庭を周回する形で拝観は続きます。

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堂内でアップダウンを繰り返しながら、釈迦殿、御影堂(大殿)と続き、本堂の阿弥陀堂に到着。階段が続きますが、要所にはリフトも用意されているので、足の悪い方も安心。お堂内は撮影不可なので、写真はありませんが、重要文化財がそこかしこに鎮座されています。

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ビュースポット

どこもかしこも見どころは満載ですが、ここでは特に(個人的に)見ごたえのあるスポットをご紹介します。

方丈池・弁天社

堂内の見どころが釈迦堂前の中庭なら、外で一番の見どころはこの方丈池でしょう。池と、橋と木々の赤・黄色・緑のコントラストは見る人みんなの足を止める鮮やかさでした。

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方丈池の真ん中には弁天社がありますが、残念ながら参拝は出来なくなっています。

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また、池と反対側には茶店があるんですが、地味にそこの周りが一番華やかでもあります。ここに辿り着くころには大分歩き回って疲れて喉も乾いてる頃合い、ゆっくりとお茶とお菓子と紅葉を愛でるのも一案です。

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夢庵

中門をくぐったすぐ先にある庵なんですが、ここからは方丈池が一望、方丈池周りを散策するのも夢庵から眺めるのも同じ景色なんですが、横から見るのと上から眺めるのとで、また見える景色が違って見えます。

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楓橋付近

境内南側の茶店裏くらいの道で、ここは紅葉もそうですが銀杏が綺麗なお庭です。
今日行った時点では銀杏はもう散り始め、でもそのおかげで銀杏の葉で絨毯が出来ていて、偶然ですが一番いい時期に拝観する事が出来ました。

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色づきと混雑具合、混雑回避

色づき具合

紅葉の色づきは丁度見ごろで随所赤々と色づいた葉を鑑賞することが出来ました。桜は全部が満開という時期がありますが、紅葉は日当たりなんかで同じ場所でも色づきの進み具合が違うようなので、全部が全部色づいてる姿を鑑賞するのは到底不可能。
今回見て回っている中でも、丁度いい具合のものもあれば、もう枯れてしまったもの、まだ青々としているものもあって、まだまだ楽しむことは出来そうです。

混雑具合と回避について

今回僕は平日に行けば何とかなるだろうという考えで午後半休を取って向かったわけですが、結果はだだっ混み。紅葉時期に多少の違いはあれどもはや平日・休日の違いはないものと思った方がよさそう。
回避の方法としては、やはり平日の早朝、あと意外と空いている(という評判)のが、夜間拝観です。早朝は9時から拝観が可能なので、9時から早々にささっと回ってしまう予定で向かう、もしくは遠方組が中々拝観しにくい夜間拝観を狙っていけばこの昼間程の混雑はないうえに、夜間拝観はライトに浮かび上がる紅葉が妖艶でまた違った魅力が味わえます。

拝観料を払わないで楽しむには

永観堂の拝観料は1,000円です。ちょっと高いです、まあここ単体で帰るならまあそれも良いのかもしれないですが、京都、それもこの近所だけでも知恩院、南禅寺。東エリアを残らず攻めるなら、銀閣寺、建仁寺、清水寺とパッと思いつくだけでも寺ばっかりスポットが集中しています、当然全部拝観料は個別、駐車場代も考えれば軽く樋口さん位は吹っ飛んでいきます。

言い方が生々しい!!

今の時期拝観してもぶっちゃけ、仏様をゆっくりと鑑賞する事は出来ません。まあ普段も大概ですがこの時期だけは混み方は別格、でも紅葉をちょっとだけでも楽しんでいきたいという方は、永観堂の紅葉を無料でちょっとだけ楽しめるルートがあります。

下図の矢印の通り進むんですが、中門まででも結構見事な紅葉を楽しめます。石塀沿いですが、却ってそれも見ようによっては味な感じともいえる訳で。

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南禅寺へ抜ける『和みの道』という外周部の道は、拝観料を払って見る境内と遜色ありません。

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締め切りの手前でまた引き返し南門を抜けて鑑賞終了。

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いかがでしょう、勿論中入って思う存分堪能する方が良い、そんなことは十二分に存じてますが、お財布との相談の上固く口を閉ざされてしまった場合にはこういう楽しみ方もあるんだよ~というのは覚えておいて損はありません。

御由緒

永観堂は寺名としては禅林寺と言い、浄土宗西山禅林寺派の総本山です。創建としては853年、空海の高弟真紹が真言宗の寺院を建立したいと考え、元は山荘やったこの場所の建物を買い取り、寺院へ改修したのが起源とされています。元は浄土宗じゃなく真言宗やったんです。これが後の永観律師(1033年ごろ)が阿弥陀信仰に惹かれ、阿弥陀信仰ひいてはこの禅林寺が浄土宗のお寺となったのも、一般的に永観堂と呼ばれるようになったのもこの永観律師によるものとされています。

このお寺の仏さまは重要文化財として指定されているものも多数ありますが、その中で一際異彩を放つのが、『みかえり阿弥陀様』。文字通りこの仏様は文字通り正面を向かず左によそ見しています。妙に人間的で左から見上げると視線が合うような不思議な感覚に陥る仏様です。

アクセス

  • 住 所:〒606-8445 京都府京都市左京区永観堂町48
  • 駐車場:なし

電車の場合:京都市営地下鉄『蹴上』駅徒歩14分。
車の場合 :岡崎公園駐車場または近隣のコインパーキングへ


まず永観堂に駐車場はありません。近隣でコインパーキングを探すのは宝探しの様になるのは目に見えているので、可能な限り電車で拝観を推奨。どうしても車出ないと無理な場合は、少々歩く事になりますが岡崎公園駐車場を利用するのが止められる可能性からも無難といえます。 

まとめ

今回はこれで以上です。
永観堂は今の時期、東山エリアの大本命です。利便性等にも寄りますが、一番の推奨は蹴上駅~疎水公園~南禅寺~永観堂というのが一個の王道観光コースです。あと時間に合わせて銀閣寺まで足を延ばすか、平安神宮方面へ抜けるかといったところですが、いずれにせよのぞき見だけでもこの永観堂だけは押さえておいて損はありません。

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