神社に一礼

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思わず息を呑んでしまう『玄武洞(げんぶどう)』

今回は、兵庫県豊岡市にある観光スポット玄武洞のご紹介です。
玄武洞というのは、一言でいうと洞穴です。名前聞いただけで何となく浮足だってしまうこのフレーズですが、『鍾乳洞』と違いほんとに穴で、探検出来るような奥へ進む道はないんですが、それでも約160万年前の火山活動によって形作られた自然の造形美は思わず言葉を失ってしまう程。
では、今回はそんな玄武洞にお邪魔します。

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玄武洞概要

冒頭でも触れたように、玄武洞は約160万年前の火山活動によって出来た洞穴です。
穴と言うと安っぽく聞こえるかもしれませんが、火山活動によって流れ出たマグマが、膨大な時間をかけて冷えて固まりできたこの自然の立体芸術は、人間の手で絶対に作る事が出来ないような雄大さを備えています。

玄武洞というのは、江戸幕府の儒官(今でいう学者)柴野栗山によって名付けられたそうです。名前の由来はごつごつした岩が四神の玄武を彷彿とさせた為との事。『玄武岩』という石の名称が今でも残っていますが、ここの名前から来ているんだそうです。

四神という事なので、他の三神もいるんかな?と当然思うところですが、ありました。
4つ並びになっているので、黄龍洞はありませんが

変に『俺知ってるで』感ださんでええのよ?

北から順番に、『朱雀洞』『白虎洞』『玄武洞』『青龍洞』と名付けられています。

朱雀洞は南北で二つの洞穴がありますが、場所が固まっているので、二つで一つという事にされているようです。

また、岩がむき出しになったのは風化によるものですが、各所の穴については自然に削れたんではなく、地元民の採石によるものなんだとか。見たところ掘削途上の補強などもなく、落盤など当時の作業はかなり危なっかしいものやったんちゃうかなど無駄に心配してしまう姿を今も留めています。

巡ってみる

では、早速参りましょう。東の山の裾が削れた形であるこの4つの洞穴、麓に休憩所と駐車場があり、そこから階段を上っていきます。f:id:aoi0730kanon0930:20190115232422j:plain

玄武洞

階段を上るとまず正面に広がるのが、玄武洞です。規模もここが一番大きい。

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穴から奥に道が続いていそうに見えますが、覗き込んでみた限り、見える位置で行き止まりになっているみたいではあります。折り重なる太く長い岩は一枚岩ではなく、マグマが長い年月を掛けてゆっくりと固まった為出来た為、作られたんだそうです。

青龍洞

4つの中で一番南端に位置する青龍洞。

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こちらの特徴は玄武洞と違い縦に並ぶ岩と、手前の池。冬と言うのもありましたが、岩間を流れる為か、水は冷たく綺麗で、水底は透けてみえまた前面の岩が水面に反射しています。大きすぎて捉えきれませんが、水面と、岩とを全部視界に収めて初めて一つのアートと言える場所です。

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白虎洞

玄武洞を中心に考えて、青龍洞とは逆の北向きに進む先にあるのが白虎洞。

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横向きで、若干細い層が連なるこの白虎洞は、玄武洞等に比べ比較的早い時間でマグマが冷えて固まった事を示しているそうで、これは溶岩が流れた周縁部に近い事を示しているんだとか。

朱雀洞

最北に位置する朱雀洞は他に比べると少し小さめの穴が二つでワンセット扱いされているようです。

南朱雀洞

この一帯の洞穴としては、一番小さな穴がこの南朱雀洞です。f:id:aoi0730kanon0930:20190115235924j:plain
こちらも青龍洞と同様、洞穴の前に池が出来ていますが、比較的小さなこの朱雀洞の前には細く滴る水が流れていて滝のようになっているのが特徴です。

北朱雀洞

南朱雀洞のすぐ横にあるのが北朱雀洞。

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玄武洞ミュージアム

一連の玄武洞公園は山裾の高台に位置し、眼前には円山川が拡がります、夏や秋に訪れたらそんな色鮮やかな景観も楽しめるかと思います。

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手前駐車場にあるのが、玄武洞ミュージアム。こちらには有料エリアの博物館エリア、そしてお土産屋さん、あとは食事まで楽しめるように施設が設えられています。
玄武洞(げんぶどう)ミュージアム
お土産屋さんは、この玄武洞で採掘されたのかは不明ですが、パワーストーンなど様々な鉱石が並べられています。
水晶、虎目石ラピスラズリなど僕でも知っているようなパワーストーンから、一見して石なのかすら分からないような鉱石まで色々と並べられています。カッティングなどしっかりとなされたものは結構なお値段が買かれていますが、原石は結構お手頃。

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あと、パワーストーンとは違いますが、三葉虫や、アンモナイトの埋まった化石も売られていました。

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アクセス

車の場合:兵庫県豊中市市街より県道546号線を北へ。
JR山陰本線玄武洞』が直線距離としては近そうに見えますが、間に広い川。南北いずれかに大きく迂回する必要から徒歩では不可能と言ってよさそう。

まとめ

今回はこれで以上です。
今回城崎へ向かう途中、何気なく寄っただけだったんですが、思いのほかいい場所に巡り合えたと言えましょう。プランニング0でのお出かけはこれが醍醐味と言えるわけですが

また『無計画』をえらい良い風に言うたな☆

パワーストーンが好きな方も、自然の雄大さに触れたいという方もきっと満足してもらえる場所やと思います。