神社に一礼

近畿圏内で神社・ラーメンを中心に『明日どこ行こ?』に答えられるブログを目指しています。

奈良北部を一望、紫陽花は絶景『矢田寺』

今回は奈良にあるお寺『矢田寺』のご紹介です。
奈良にあるお寺の中でも比較的知名度の高いお寺と言えますが、『あじさい寺』としての知名度は恐らくここは奈良県1,2を争う場所と言えるスポット。
『花のテラス』と呼称される紫陽花の庭園には、ちょっと他では見られないほどの紫陽花に囲まれる事が出来、この時期ならではの体験が出来るお勧めのお寺です。
では、今回はそんな見事な紫陽花と共に、『矢田寺』に一礼。

f:id:aoi0730kanon0930:20190614230136j:plain

全世界270万軒の宿泊施設からプランを一括比較【ホテルズコンバインド】

寺院概要

矢田寺は『矢田山・金剛山寺』といい、大和郡山市内西部の山裾に拡がる山寺です。
寺伝では天武天皇の勅願により679年智通が開基しました。
当初十一面観音菩薩と吉祥天を安置されたお寺でしたが、弘仁年間に満米上人により地蔵菩薩が安置されて以降は、地蔵信仰の中心地として栄えてきた『お地蔵さんのお寺』、それが矢田寺です。
今でこそ紫陽花と言えば矢田寺、矢田寺と言えば紫陽花という『あじさい寺=矢田寺』の知名度を誇るようになりましたが、紫陽花寺としての歴史は昭和40年頃。
お地蔵様に因む形で植えられるようになり、お寺関係者が大切に管理されてきた結果、境内には60種約10,000株もの紫陽花が鑑賞できるようになりました。

日本では梅雨の時期に咲く花として有名ですが、中国種の中には秋ごろ(9月ごろ)に花を咲かせる品種もあるそうで長く紫陽花が楽しめるお寺です。また、境内は紫陽花だけでなく、つつじ、沙羅、彼岸花、紅葉など四季折々の風景を仏様と一緒に楽しめる花の寺として、奈良では長谷寺と並んで超有名なスポットです☆

境内散策

のどかな田園風景を横切り、山門手前まで車で乗り付けが可能、管理人のじいちゃんばあちゃんが待つ駐車場が多数あるので、午前中に出れば止めるところには困らないかと思います。

f:id:aoi0730kanon0930:20190614231251j:plain

このお寺『山寺』と言うだけあって、山にあります。概ねこんな道ばっかりなので、ある程度鍛えてからお参りするようにしましょう。

f:id:aoi0730kanon0930:20190614231456j:plain

御本堂・御朱印

この長い階段を登り切った最奥にあるのがこの御本堂。奈良県指定文化財です。正面から見る姿も立派ですが、紫陽花とのコラボレーションが楽しめるお寺と言うのも他に中々ありません。

f:id:aoi0730kanon0930:20190614232132j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190614231853j:plain

御本堂内右手にて御朱印も頂けます。『お地蔵さん発祥の地』の為か、地蔵尊の文字が。

f:id:aoi0730kanon0930:20190614232301j:plain

あじさい園

矢田寺はあじさい寺と呼ばれるだけあって、境内どこを歩いても紫陽花を愛でられるフォトジェニックなお寺です。
それこそ山門前から

f:id:aoi0730kanon0930:20190615001525j:plain
本堂前の参道や

f:id:aoi0730kanon0930:20190615001605j:plain

もうどこもかしこも人と紫陽花とシャッター音で溢れる素晴らしい空間が拡がる場所なんですが、一番の鑑賞場所は何と言ってもあじさい園『花のテラス』。寺の境内には全部で約60種、10,000株の紫陽花があるそうですが、このテラス内に多くの紫陽花が色とりどり花を咲かせています。

f:id:aoi0730kanon0930:20190615001920j:plain

f:id:aoi0730kanon0930:20190615001828j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190615001837j:plain

もう見たまんまですね、綺麗です。難しく語る必要のない単純な美と言うのがそこに在るものと思って下さい。

 

大門坊(千佛堂)・御朱印

御本堂右手前辺りにあるのが、この大門坊、そして千佛堂があります。

f:id:aoi0730kanon0930:20190614234843j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190615000555j:plain

堂内では仄かな灯りの中、文字通り千体の仏様が居並ぶ様が鑑賞できます。幻想的。

f:id:aoi0730kanon0930:20190615000731j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190615000735j:plain

こちらでも御朱印を頂く事が出来ます。

f:id:aoi0730kanon0930:20190615001033j:plain

一如庵

例年紫陽花の時期限定でこの一如庵では、お抹茶を頂くことが出来ます。

f:id:aoi0730kanon0930:20190615002735j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190615002749j:plain

柔和なお茶の先生は優しく作法を知らなくても『とりあえず気軽に一杯飲んでってや』を限りなく上品な言葉で伝えてくれます。

f:id:aoi0730kanon0930:20190615002819j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190615002811j:plain

味噌なめ地蔵

名前だけ聞くとホラー要素すら感じるところですが、実際にはそんな怖さは一切感じない、穏やかなお顔のお地蔵さんです。

f:id:aoi0730kanon0930:20190614232718j:plain

昔近所のおばちゃんが味噌の味が悪くなり困っていました。するとある夜、夢の中にお地蔵さんが現れて『味噌を食べさせてくれたら良い味にしてやるよ』というお告げがあったそうな。このおばちゃん、夢でも考えてしまう位味噌の事をずっと考えていたんですね。で、矢田寺をお参りしてみると夢に出てきたお地蔵さんそのままだったので、早速その味の悪くなってしまった味噌を口元に塗ってみると、家の味噌は元の良い味に治っていたんだとか。以来、このお地蔵さんはこぞって口許に味噌を塗られるようになったので、『みそなめ地蔵』と呼ばれるようになったんだとか。

お地蔵さんは道歩く地元の人を見守る地域密着型の神様と言うイメージが強いですが、ここまで具体的な実生活に即したご利益も珍しいと言えるでしょう。

八十八霊場

本堂裏の山道を登っていけば御影堂というのがあります。

f:id:aoi0730kanon0930:20190615003335j:plain
f:id:aoi0730kanon0930:20190615003342j:plain

こちらにも紫陽花が植えられているものの、このお寺、奥へ行けば行く程山道を登る事になるので、流石に皆うんざりするのか人はまばら。
そしてこの手前には更に山道を登ることが出来る『四国八十八か所霊場巡り』があります。

f:id:aoi0730kanon0930:20190615004835j:plain

厳密には手前の閻魔堂辺りから始まる八十八か所のお堂があるそうで、これが四国のお遍路さんに見立てられているという話のようです。
登ってみたい好奇心と、次の予定とを天秤にかけ迷った結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やめとくことにしました。

決断一瞬やったやん☆あと、理由はもう登んのしんどかっただけよね☆

アクセス

奈良県大和郡山市内県道249号線『田中町北』交差点西へ。周辺管理駐車場多数。

まとめ

今回はこれで以上です。
ご紹介したほかにも南北の僧坊や、閻魔堂など見所は沢山、そしてどこを巡っても紫陽花とのコラボレーションを楽しむことが出来ます。
あじさいは桜と違ってすぐ枯れる事はなく、雨で散ってしまう事もないので、6月~7月初旬ごろまでの1ヶ月くらい楽しむことが出来るそうです、今の時期、旅行の目的としてはぴったりの場所です。