神社に一礼

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日本の始まりの古墳『神武天皇陵』

今回は奈良県にある『神武天皇陵』のご紹介です。
正式名で神武天皇 畝傍山東北陵という古墳なんですが、橿原神宮のすぐ北にあって日本にとってとても重要な場所でもあるんですが、橿原神宮に来た人は割と橿原神宮にお参りしてそのまま帰っちゃう場所だったりもします、これは余りに勿体ない。

えらそうに言ってますが、筆者もその一人です☆

今回はそんな神武天皇陵に一礼。

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古墳概要

古墳があるのは奈良県橿原市神武天皇をお祀りする橿原神宮のすぐ北に位置します。
神武天皇陵というのは誰の陵墓かわかりやすいようにという俗称で、名前は『畝傍山東北陵』と言います。
陵墓の形は、航空写真で見るとよく分かりますが綺麗に整備された一辺約100mくらいの正方形をしています。16mの周濠と高さ5.5mの植え込みが巡らされて、奥を窺い知ることはできません。
こちらの被葬者は初代天皇とされる『神武天皇』。橿原神宮が日本の始まりの神社とされるのは、この神武天皇が初代天皇だからです。

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月岡芳年「大日本名将鑑」より

それまで天皇自身も含め、日本は各所の有力豪族がそれぞれに統治していた時代がずっと続いていたんですが、生まれの九州から東征を開始、遂には大和の国までを統一し、初代天皇となった人物です。
神武天皇の即位元年は西暦でいうと紀元前660年程、実に2700年前の出来事ですが、分裂した地方に分かれていた日本を初めて統一した功績は正に日本の始まりの人物と呼ぶにふさわしいと言えます。
平成天皇生前退位をされた事は記憶に新しいですが、その際にこの神武天皇陵を訪れ、退位に向けた儀式のひとつ「親謁の儀」で4月末の退位を報告された場所でもあります。

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めざましテレビより

古墳を巡ってみよう

この古墳は橿原神宮からそのまま15分ほど歩けばたどり着ける場所なので、神社へのお参りの後に訪れても良いのですが、歩くのが面倒くさい足に不安のある方などは陵墓管理事務所前に駐車場があるので、こちらを使っても良いかもしれません。
こちらからなら、なだらかなカーブを道なりに歩いていけば程なくして拝所までたどり着く事が可能。

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拝所です。大きさこそ大阪の古墳群にかないませんが、その綺麗に整備された拝所前の白砂、鳥居など整然した雰囲気は、思わず背筋が伸びてしまうのを感じることと思います。

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一つ目の鳥居に、柵がされていてそれ以上近づく事は出来ませんが、アップにするとそこにはしっかりと『神武天皇畝傍山東北陵』の文字が。

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アクセス

橿原神宮経由なら電車の方が便利。近鉄線『橿原神宮前』駅から延べ25分。足腰に自信のある方は橿原神宮側に駐車場もあるので、そこに止めてまとめて巡るのが一番手っ取り早いです。

まとめ

今回はこれで以上です。
橿原市奈良県第二の都市として賑わいを見せる街ですが、やっぱりここは名前の通り橿原神宮の街です。平成天皇が訪れた時に沿道に詰めかけた人の数は実に2万人、政治の話では天皇制の是非とかの話になるので控えますが、少なくともその連綿と受け継がれてきた血統だけは他のどの血筋にも代えがたいもので、それだけでも日本にとって大事な存在で、また大事にされている存在なのか、それが再確認できる場所として是非訪れてもらいたい場所です。


神武天皇畝傍山東北陵参拝の様子。