神社に一礼

近畿圏内で神社・ラーメンを中心に『明日どこ行こ?』に答えられるブログを目指しています。

鏡池のほとり、和泉国三之宮『聖神社』

今回は大阪にある『聖神社』のご紹介です。
聖神社と言う名前の神社は全国にあって、有名どころだけでも五か所(栃木県、大阪府鳥取県に二か所、広島県)あるんですが、今回はその中の大阪府にある聖神社です。また、〇〇國一之宮というのは全国各地にありますが、和泉國三之宮と掲げる珍しい神社です。では、今回はそんな聖神社に一礼。

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神社概要

この神社は大阪府和泉市にあります。旧国のくくりで和泉国という呼び名がありますが、これは大阪南西部全域を指すもので、和泉市を初め、泉佐野市や泉南市など名前に『泉』がつく場所が多いのは和泉国から来ているんだとか。
この和泉国には一之宮の大鳥大社から五之宮にあたる日根神社、それに和泉国総社『泉井上神社』の6社を順番に巡る、奈良時代から続く由緒あるご参拝の方式があるそうで、この神社はその中の三つ目。その為『和泉国三之宮』と言うんだとか。

和泉の地は奈良政権時代の外洋を臨む上での玄関口でした。その為、古墳など昔からの文化や風習などが多く残る地域なんです☆

ご祭神は五柱。

瓊々杵尊(ににぎのみこと)
天照大神(あまてらすおおみかみ)
饒速日命(にぎはやひのみこと)
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
磐長姫命(いわながひめのみこと)

天孫降臨にかかる錚々たる面々ですね、創建は神武天皇東征の際に瓊々杵尊をお祀りしたという説のほか、天武天皇の勅願により信太首(しのだのおびと)が聖大神を祀ったという説があります。
『聖』の由来は『日知り』つまり暦を司る神社として、暦や天候に影響を受ける農耕のご利益があるとされる他、暦によって占いなどを執り行った陰陽師からの信仰も厚かったとされる神社です。

境内散策

この神社の入口は南側と西側。どちらにも立派な鳥居があります。

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ご拝殿・本殿

ご本殿は南側の鳥居から参道を進んだ正面最奥にあります。結構真新しいご拝殿と絶賛修復中の本殿が垣間見えます。

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末広大神

恐らくこの神社の摂社に当たるだろう末広大神の石碑。お社と呼べるものはなく鳥居の奥に石碑があるだけというのが歴史深さを感じさせます。

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お稲荷さん

お社名がないのですが、お狐さんがいるので多分稲荷社という事でしょう。

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もうお社前は森。参道すらない中にある昼間でも少し暗めのこの周辺。怖くなんかないですから。

おっさんのやせ我慢は見苦しいわね☆

まだ明るかったからか、神域ゆえか、怪しげな雰囲気はなかったので大丈夫です。

鏡池

南側の鳥居から境内外周には公団っぽい集合住宅が林立しているんですが、建物沿いに北へ行くとあるのがこの鏡池
この一帯には『葛の葉伝説』という不思議な伝説が残っていて、これは安倍晴明の生誕秘話にもつながるお話なんですが、安倍晴明の父ちゃんにあたる阿部保名(あべのやすな)が母ちゃん『葛の葉姫』を助けた場所です。
実は狐の化身だった葛の葉姫が鏡池に自身の姿を映す事で人に変化したり、後の阿倍野晴明となる当時五歳の信太と葛の葉姫の別れの舞台となった物語の上で、とても重要な場所です。

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御朱印

御朱印境内社務所で頂けます、中々シンプル。

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アクセス

JR阪和線信太山駅』徒歩26分。境内に駐車スペースあり。
※名前の付いた交差点がない為便宜上最寄り駅からの経路を掲載しましたが、徒歩での参拝は少し辛いかもしれません。

まとめ

今回はこれで以上です。
この神社には、目に映えるようなご利益の期待できる事物なんかはないですが、昔の形が残っている神社です。また、『葛の葉伝説』を訪ねる上で欠かせない鏡池も近いので、和泉の国巡りをする際は『信太森葛葉稲荷神社』と一緒に参拝したい神社でもあります。

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