神社に一礼

近畿圏内で神社・ラーメンを中心に『明日どこ行こ?』に答えられるブログを目指しています。

和歌山にあるもう一つの東照宮『紀州東照宮』

東照宮といえば日光が有名ですが、実は和歌山にも東照宮はあります。
今回は日光と同様、立派な朱塗りの門構えが特徴的なもう一つの紀州東照宮に一礼。

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神社概要

和歌山県和歌山市に鎮座

この神社があるのは和歌山県和歌山市。西半分が海に面する近畿一のリゾート地和歌山ですが、昔から外洋に面し、異文化の流入口として重要な機能を果たしていた地域でもあります。神社はそんな太平洋を目の前に見る小高い丘の上にあります。

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茶に錆びた鳥居が海沿いの神社であることを思わせます。

朱塗り門と極彩色の装飾が特徴的で魅力的

この神社は徳川家に縁の深い神社。徳川家といえばこの三つ葉葵の御紋。水戸黄門様でも有名な家紋がしっかりと掲げられています。

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御本殿は撮影不可のため写真はありませんが、極彩色の建物と精巧に造られた装飾の数々、一部は左甚五郎、襖絵は狩野探幽の作とされ、神社としての歴史的価値だけでなく美術品としても必見の神社と言えるでしょう。

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ガイドさんの持っていたパンフより

江戸時代徳川家康10男頼宜により創建

この神社の創建は江戸時代1621年、紀州藩の初代藩主『徳川頼宣』によって創建されました。大阪の陣が終わった翌年です。当初1600年関ヶ原の戦いの後、浅野幸長がこの紀州藩を治めることとなりましたが、大坂の陣を経て領地を没収された福島正則に代わって浅野幸長は広島を治めることとなり、その後任としてそれまで駿府(静岡)領主だった徳川頼宣が新たに紀州藩主となります。

堺にもほど近い港町の和歌山市は外洋に面していて、南蛮貿易がいよいよ盛んになろうとしていました。要衝地の守護大名は身内に任せたい意図があったのかもしれません☆

この神社はそんな徳川頼宣南海道紀伊半島・淡路島・四国辺りを通る街道)鎮護の為に創建したと伝えられています。

ご祭神・ご利益

御祭神は2柱。

創建当初、頼宣は家康のみをお祀りする神社でしたが、後に頼宣も合祀されることとなりました。
ご利益は諸願成就、治病厄除、開運。苦労の末自分の願いを叶え、当時としてはかなりの長寿だった家康公のご利益に与ろうという参拝客は後をたたないそうです。

アクセス・駐車場など

住 所:〒641-0024 和歌山県和歌山市和歌浦西2丁目1−20

駐車場:有料の付設駐車場が多数。

和歌山市の寺社としては珍しい有料駐車場(一回300円/時)ですが、駐車券を見せれば拝観料が無料になります(同額)。ボッチ参拝ならいずれかを支払えば済むというか、どのみちどっちかは支払いする必要があるシステムになっています。

境内散策

侍坂

三重にかかる鳥居をくぐりまっすぐな参道を進むとやがて見えてくるこの大階段。

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この石段は別名侍坂。家臣団が一段一段積み上げた為その名前がついたそうで、その数実に108段。煩悩と同じ数の石段は一歩一歩踏みしめることで一つ一つ煩悩が落ちていき、たどり着く頃には清々しい気持ちで参拝ができるというわけです。
ちなみに体力や足腰に自信のない方は迂回路もありますので、そちらをどうぞ。

楼門

長い石段を登りきった先でまず出迎えてくれるのがこの極彩色の楼門。

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ご拝殿・ご本殿

楼門を越えてスグ見えてくるのがこのご拝殿と御本殿。

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内部の撮影は不可ですが、当時そのままに残された装飾や襖絵などはもうちっちゃい美術館を巡っているようにすら感じます。
観光ボランティアが在所の際は適時、不在の際は巫女さんもしくは神職さんが一時間に一度15分程度の説明をしてくれるサービスがありますので、芸術よくわかんないという人も安心です。

弁財天社

侍坂の下、参道よりも更に下に広がる池。そこに建てられた弁財天社。

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御朱印

御朱印は本殿脇の社務所にて頂けます。中心の葵御紋が立派。

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まとめ

今回はこれで以上です。
この神社の主要な建物・見どころのほぼ全部石段を登りきった先にありますので、足腰・体力がある程度必要になってきますが、御朱印だけでもほしい!!という方は下にも授与所がありますので、最悪そちらだけでもどうぞ。