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敷地内には史上最強のパワースポットいちべ神社。マリテーム海幸園

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今回は三重県鳥羽にあるホテル『マリテーム海幸園』さんのご紹介です。
伊勢・鳥羽は一大観光地なので、それだけに宿泊施設はもう半島一帯に広がり、差別化が中々難しい中で一際異彩を放つホテル、それが今回の舞台『マリテーム海幸園』さん。ここは密かに芸能人もお忍びで訪れるという隠れたパワースポットなんです。
今回はそんな謎の魅力に迫っていきます。

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ホテル概要

鳥羽・伊勢で宿泊先を選ぶという事(前置きです)

伊勢・鳥羽と言えば伊勢神宮があって、マリンレジャーが楽しめて、鳥羽水族館があって、真珠島があって。最近はサミットまで開かれて(2016年ですが)年がら年中何かしら楽しむ事が出来るという、近畿有数のリゾート地です。

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海産物が美味しいのは当たり前、温泉は出ません、海は夏だけ、メジャーな観光スポットは駅前。街として魅力的な事はわかるんです、一つ問題点として

どこが抜きんでて良いんか分らん

大体旅館・ホテル決める時って立地で絞った後は風呂と飯じゃないですか。しかも大抵は目的地という『立地』でほぼほぼ絞り込まれているんです。
今回の目的は鳥羽水族館と式年遷宮後の伊勢神宮参拝です。ただこの基準

ここら辺の旅館・ホテルは全部クリアしちゃうんです

一々細かいおっちゃんやな☆

あと、極々個人的なお話をすると一度も鳥羽・伊勢で当たりの宿泊先を引いた試しがありません。

普通に悪口言うとるだけやな☆

これは僕が昔尖ってたとか、何でもネガティブに捉えるとかそういう僕自身の趣味嗜好の問題ではなく立地の話です。
通常、旅行先の選定及び宿泊先の決定は結構前からしますよね、少なくとも計画は。
関西人にとっての伊勢は今日思いついて明日行けるリゾート地なので、本当に伊勢・鳥羽に遊びに行くときは本当に3日前とかに予約をします。正にらら〇無人くん状態。

『ら』を一個隠す事に何の意味があるの?

ただ、ホテル・旅館って知ってる人は知っていて、やっぱりいい所から埋まっていくんです。ここら辺は需要も高ければ供給も多い訳で、三日前に普通に予約が取れるお宿っていうのも時期次第で普通に存在します。ただ、キャンセル割でもないのに普通に空いているからにはちょっと、あれなケースも混在していて。結果、外ればっかりひいているという訳です。

どこにでも当たり外れはある上、外れの論拠も個人的な見解にすぎません☆

今回は自分の中のそんな鳥羽・伊勢のイメージを払しょくする旅でもあります。旅行の計画も通常の4倍以上多い2週間前

誤差やその程度☆

に突如『再来週〇〇君(内の長男の名前)スイミング休みやしどっか行く』という語尾に疑問符すらつかない、一方で方面、目的などはノープランと言うほぼほぼ丸投げに近い形で投げられたものを実現できるのは鳥羽・伊勢しかないと思い付き、今回計画に至ったという訳です。

このホテルの魅力

??『君に決めた!!』

と言わしめるものがそこには存在する訳で、今回は文句なしにそうであったものがこのいちべ神社。人呼んで『史上最強のパワースポット』。

何が?

何が史上最強なのか、そもそも本当なのか。実を言うと前々から気になっていたこのホテルを今回の旅行にあてこんだとかそういう細かい事は置いといて、なかなか尖った特徴を持つホテル、それが今回のホテル『マリテーム海幸園』です。

施設ご紹介

後ほどエントランス等でもご紹介していきますが、全体的にゴージャスな雰囲気が漂うホテルです。調度品一つとっても大理石(っぽい)物だったり。

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いちべ神社

鳥羽のホテルで海の幸が美味しいのはある種どこのホテル選んでも期待してしまうところ。というかそこら辺の居酒屋行っても十分おいしいという非常に羨ま素晴らしい土地柄なので、やはり食べ物以外で決め手になってくれるものが欲しいところです。
そんな優柔不断の貴方にとってうってつけ。

あなたやなくてあんたの事や☆

こちらの神社、知る人ぞ知る最高のパワースポットなんだとか。

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どこにあるの?

この神社があるのはホテルの敷地内。ホテル内にあるエレベータを抜け1階に降り(エントランスは3階にあります。)食堂脇の中庭に入ります。若干の荒れ放題っぷりが気になるところですが、目を瞑って歩いていけば問題はありません。

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庭を続く一本道を進んだ先にあるのがいちべ神社と言う訳です。

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御朱印はホテル宿泊者限定らしいですが、参拝に関しては特段そういった限定は無いみたい。ただ、これだけホテル内を縫う様に抜けていく必要がある神社に参拝だけ来ましたというのはそこそこ図太い神経を必要とする事でしょう。

神社概要

この神社は江戸時代末期の1830年、地元の漁師が遭難した際、海上より現れた龍が漁師の命を助け、この石に舞い降りたという伝説を受けて建立されました。

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ご祭神などがはっきり定められている訳でないので、地元の人たちに崇敬されて建てられた祠に近いものかもしれませんが、そのご利益は絶大。
勝運祈願に定評があるとされているんですが、その範囲に限りは無く、受験・婚活・終活・投資・スポーツなど大きな勝負を控える方のここぞという時のご参拝に最適な神社です。

ご参拝者さん達

有名人ご参拝時のサインも多数。最近ではフィギュアスケートの『宇野昌磨』選手が参拝され、見事準優勝。

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他にもメジャーに旅立つ田中将大投手の成功を願って、ノムさんこと『野村克也』楽天GE監督が楽天ユニフォームをこのホテル(神社)に奉納されたなんてお話もありました。当の田中将大投手の活躍は、野球見ない人でもご存知の通り。
両者とも本人の才能と並外れた努力の結果でもあるんですが、いずれにせよ成功祈願の大きな成功例の二つと言えるでしょう。

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祈願方法は以下の手順で行います。
まず、ご参拝と共に、このご聖石に思いきり抱き着きます。くれぐれも周りの人がそういった行為に寛容な方であることを確認してから行ってください。
次にフロントに置かれている祈願紙にお願い事を書きます。

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その横に置いてあるご神水に漬けます。紙は水に溶けだすわけですが、この時に溶けるのが早いほど叶うのが早いと言われているんだとか。
シンプルですが以上です。実行が容易なので祈願する時の念の強さが物を言う参拝方法と言えます。その点僕の一攫千金に対する思いは並の人に負けません。

思いと言うかただの欲望やけどね☆

ご朱印

このホテル宿泊者だけが頂ける限定御朱印です。チェックイン時に御朱印帳をお預けし、御朱印代別途300円を前払い。チェックアウト時に記帳頂いた分を返却してもらえう流れになります。

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お部屋

お部屋です。細かな造りは各部屋ごとに違ってくるかと思いますが、恐らく共通しているのはこのオーシャンビュー。

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あと、一部屋が結構広めに設定してくれているのでかなりゆったりと過ごす事が出来ます。

  • トイレ・バス:別
  • 浴衣・バスタオル・タオル:あり
  • 冷蔵庫:空の物があり

ウェルカムフードは『伊勢路の香り』と言うお菓子でした。運転に疲れていたので甘さが染み入ります。

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大浴場があるので使う事はありませんでしたが個室バス、それに洗面所。

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部屋自体も広く、窓も大きいので開放感たっぷりに使える部屋でした。隅々まで清潔感もあります。

大浴場

チェックインが早かったので風呂場は貸切。男湯と女湯、若干構成が違う様で、男湯は内湯2、露天1。女湯はその逆だそうで。
貸切状態だったので、潜入レポートです。

入口すぐにあるこの謎の機械。中に入る感じのやつっぽいです。

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諸事情により男湯の画像しかありません。

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温泉ではありませんが、トルマリン鉱石を使った浴室というのが用意されています。

食事!

鳥羽で海鮮がまずいとか聞いた事がありません。俄然ハードルが上がってしまうホテルに宿泊時のメイン『食事』のご紹介です。

夕食

夕食はレストランながら間仕切り付きの半個室で頂けます。
本日の献立です。無い方が次に来るものを想像するのが楽しみと言う意見もありますが、個人的にはメニューがある方がモチベーションの上がり方が半端なく違います。

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全50室弱あるはずなんですが、疫病が蔓延している(かもしれない)とは言えホールスタッフ2名。あらかじめ用意されているのは11品中2品。中々アグレッシブな攻めを見せてくれるようです。

飲み物のメニュー。ちょっと高価だったので今回は遠慮。そもそも個人的にご飯を食べ終わってから飲む方が好きなので、コンビニ価格+100円程度なら良心的な自販機で購入した缶ビール等を飲むのがお互いの為と言う物です。

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まずは先付。

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上に被さっていたのは先付の説明かと思いきや、短い歌でした。ちょっと調べてみたんですがヒットしません。しかも2首。オリジナルだとしたら粋な計らいと言わざるを得ないでしょう。

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鳥羽海女鍋。魚介が美味しいのは頷けますが、少し甘めに仕立てられた出汁も絶品。

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煮物。上品にじっくりゆっくりと煮込まれています、丁寧なお仕事。

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焼き物、ブリの幽庵焼き。甘さ控えめ、身がホクホクしてふんわり焼き上げられています。流石プロと言ったところでしょうか。

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茶わん蒸し。この辺りでは、結構お腹がこなれてくるので優しい味が胃に染み入ります。

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具は極々オーソドックスながら、さくっさくに揚げられた天ぷら。エビが超でかい。

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飯物がメインと言うのも珍しい話ですが、どう見ても一番豪華な釜飯。

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ウニとひじき、海の香りと旨味をご飯ソムリエ西山さんの伊賀米が余すとこなく吸収。
そのまま食べてもいいし、海の香りがするお澄ましと一緒に食べても、海女鍋の出汁を掛けて出汁茶漬け風にしてもとても美味しく頂けます。

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もう満腹を2周半ほど通り抜けた後ですが、デザートまでついてきます。

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うにたっぷり釜飯にぶち込んだという非現実を思う存分堪能できる満足の夕食になりました。

朝食

朝食はバイキング、宿泊者が少ない場合は一人御膳と聞いていたんですが、今回は一人御膳でした。週末だから人数も多いだろうしと踏んでいたのですが、どこかで疫病でも流行っているんでしょうか、心配でなりません。

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和洋折衷と言ったところでしょうか。あと残りお惣菜はバイキング形式で用意。
そこまで変わり映えする料理はありませんが、爽やかな朝には丁度いいでしょう。

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お味噌汁には伊勢エビがぶち込まれています。

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アクセス

  • 住 所:〒517-0021 三重県鳥羽市安楽島町1075−113
  • 駐車場:あり。
  • 送 迎:鳥羽駅より乗り合い。

三重県鳥羽市国道42号線より東へ。このホテルのある半島一帯は宿泊地密集地帯になっているので、間違えないようにしましょう。

まとめ

今回はこれで以上です。
ご飯の美味しさは期待通り、いちべ神社のご参拝と御朱印受領も問題なく頂き、鳥羽旅行を無事堪能、鳥羽・伊勢の宿泊先を選ぶと外れ引くジンクスを見事払しょくする事に成功しました。

他の旅館全部にケンカ売ってるようなもんよね☆

口コミで清潔感についてマイナス評価をしているのを少し見かけました。多分外壁塗装や中庭を指しているものと思料します。ただ海沿いのホテルでこの点をカバーできる旅館はほぼ皆無と言っていいでしょう。しかもそんな言う程汚い訳でもありません。

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大体そんなものが目に入る時間はええとこ到着後2分がいいところ。このホテルはそれを補って余りあるコストパフォーマンスを発揮してくれているので、僕の感想としては外壁が綺麗な+1万円のお宿とこちらなら間違いなくここを選ぶことでしょう。

意見に一々偏りが酷いね☆

いちべ神社、ご利益があった際には僕の取材旅行の行き先や食事が3ランクほどアップすると思いますので、そうなった際にはいちべ神社のご利益があったという事ですので、ご期待頂ければと思います。

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