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大人も子供も楽しめる『室生山上公園芸術の森』


今日のお題は奈良県の女人高野にほど近い場所にある公園施設?『室生山上公園芸術の森』。
なんでこんなところに的なアートってありますよね、この芸術の森は正にそんな言葉がぴったりな山深い集落に突如現れるアートオブジェクト群。

筆者は芸術・美術が全くわかりませんので、そこら辺の説明は期待しないで下さい☆

僕のように芸術が全くわからない人も十分に楽しめる室生山上公園芸術の森を今回はレポートしていきます。

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施設概要

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

奈良県宇陀市室生寺のそばにあります

この施設があるのは奈良県宇陀市。東に行けば曽爾高原があって、少し北には忍者の修行場で有名な赤目四十八滝があったりと自然を満喫出来る地域です。

注)両方宇陀市ではありません☆

この施設はそんな宇陀市随一の観光名所『室生寺』のすぐそば。『女人高野』の別名で知られるこのお寺、高野山の道場の一つとして数えられるだけあって結構な山の中にあります。奈良県ってそもそも南部2/3くらいは概ね山ばっかりなんですが、それなりにアクセスしやすい初心者コースから迷い込んだらその日一日後悔して過ごすことになるようなものすっごい山道の上級者コースまで様々。

筆者の主観です☆

この室生寺は山合いとは思えないほど道がしっかりと整備された超初心者コースといえます。

作成者はDANI KARAVAN(ダニ・カラヴァン)

芸術全く詳しくないので、当然初めて耳にする名前ですが壮大な野外作品を作ることで名前が知られる彫刻家だそうです。

ダニ・カラヴァン – Wikipedia

元々過疎化対策というシュールなというか切実な理由で立案された造営プロジェクト。
当初は彫刻家井上武吉氏による構想だったそうですが1997年に逝去、結果このダニ・カラヴァンという方が引き継ぐ形で作られたそうです。
1998年着工というか再開ですね、実に8年の歳月を掛けて作られました。芸術なんてちっともわからなくても、豊かな自然の中に広がるモニュメントの数々は見ていて気持ち良い気分にさせてくれます。

営業時間・アクセスなど

  • 住  所:〒633-0421 奈良県宇陀市室生181
  • 営業時間

4月~10月:10時00分~17時00分

3・11・12月:10時00分~16時00分

  • 休業日 :毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)、12/29~2月末日
  • 駐車場 :南北入り口に20台程度ずつ。(無料)
  • 観覧料 :大人410(高校生200円、中学生以下無料)

冬季は雪で周囲がまるっぽ閉ざされるからでしょうか、年明けから春までずっと閉館。
施設入り口は北と南の二箇所があって、混雑時以外は北口のみ開放されています。
場所柄そこまでの混雑は想定されていないものの、館併設の駐車場が停めれなかった場合、山裾から徒歩で行くことになります。20分ずっと登り、なるべく早い時間でのアクセスがおすすめ。

施設散策

混雑時以外は北口のこの白い建物が入り口となります。観覧料もこの入口でお支払い。

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パンフレットの通りここには個性豊かなオブジェクトが数々用意されています。

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波型の土盛

入り口を抜けてまず見えてくるのがこの波型の土盛。

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文字通り波型に作られた並木道、その奥にあるのはこの場所に昔からあったとされる『弘法の井戸』。

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終点の井戸に行き着くにつれて狭く中心に視点が集まるように作られているのが特徴。

螺旋の竹林

パッと見、2つの別々なオブジェに見える螺旋の竹林。竹林のほうが入り口です。

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螺旋状の竹林は直径17m、深さ4m。

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竹林の間をぐるぐると巡りながら段々と道を下り、その先は真っ暗。そして階段を上がると出口から光が。

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螺旋の水路

こちらも文字通り螺旋の水路。手前にとぐろを巻く蛇をイメージした螺旋水路、奥に一本の木。

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ここの構想中に遭遇したとぐろを巻いた蛇が逃げていく様が描かれているんだとか。
ここを晴天の日に訪れるのがおすすめというのを素人なりに表現した一枚がこちら。

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ちょっとばかり引き撮りすぎた上、逆光で奥の木が見えないという失態。
ちなみに木と螺旋水路の間には日時計。

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第2の湖『天文の塔・太陽の道』

アーチのような、橋を吊るケーブルのような両端と、中心にうんピラミッドのような形状が一体となった『天文の塔・太陽の道』。

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この手前から一直線に続くこの線は北緯34度32分の線を表現しているんだとか。
といってもよくわからないですよね、かく言う僕自身初耳だったんですが、西から大鳥大社、檜原神社、長谷寺など昔から重要とされてきた寺社仏閣などがこの線上にあるそうで、その東西の線を視覚的に表現したのがこのオブジェなんだとか。

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棚田

日本の原風景を表現する際にもよく使われる棚田。

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時間的に日陰になってしまっていたんですが、水面の照り返しの時間を狙えばいい写真が撮れそうですが、これは元々あった田んぼをそのまんま残しているそうで、以前は稲を植えたりもしていたそうなんですが、食害がひどく現在は田んぼとしての姿だけが残されています。

第1の島~3の島

大きな池に三つの島が浮かんでいます。

第1の島:鳥の島

一つだけ島単独で浮かぶこの島。

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その名前の通り、島に植樹された木々に野鳥を呼び込み、その様を観察するというコンセプトの島。

第2の島:ピラミッドの島

第3の島から橋続きになっているこの第2の島。

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天文の塔と同様に錆びた鉄の臭いがするこのオブジェはゴールデン鋼という鋼材で出来ていて、この鋼材は錆びるんですがそのサビは表面だけにとどまり、腐食が内部に進行しないので耐久性は半永久的とも。錆は構想の中で織り込み済みなのか、この色合いでこそ成立しているようにも見えます。

第3の島:ステージの島

実際にイベントの開催などを想定して作られた第3の島。

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東西・南に観覧席も設けられています。

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まとめ

ここはお天気なので読めませんが、出来る限り天気の良い日、それも可能な限り晴天の日に訪れることをおすすめします。超暑いですができれば夏。
屋外にあるからというのも理由の一つですが、自然の中に思う存分空間を使用して作られたオブジェの数々は晴天の中で見ると一層いい景色に見えます。
何故か子供向きという紹介が多いんですが、結局理由は不明のままだったものの、子供むけ施設なことは実感。
めっちゃノリノリで施設を巡ります。多分大きな公園感覚ではしゃいでいただけだろうけど、大人も子供も楽しめるそんなこの夏おすすめのスポットです。

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