今回は愛知県にある田縣神社(たがたじんじゃ)のご紹介です。
小牧市の道すがら、何げなくたたずむ神社なんですが、お参りしてみるとインパクト抜群な場所でした。
神社概要
神社があるのは愛知県小牧市
この神社があるのは愛知県、名古屋の北にある小牧市にあります。小牧にあるのに県営名古屋空港があったりする名古屋の空の玄関口になっている街です。
またあの徳川と豊臣が戦った有名な『小牧・長久手の戦い』の舞台ともなった場所でもあるので、お隣の犬山と共に何かと歴史深い街でもあります。
創建年代は不明
この神社創建の歴史について、詳細は不明です。ですが、相当に長く歴史のある神社とされているようで、延喜式神名帳に名前が残っているところを見ると少なく見積もって1000年以上の歴史ある神社です。
ご祭神は2柱。
- 御歳神(みとしのかみ)
- 玉姫命(たまひめのみこと)
玉姫命はあまり聞きなれないかもしれないですが、尾張の開拓神の娘という事。
2男4女に恵まれ、尾張開拓に貢献した功績からお祀りされているんだとか。
という訳でこの神社のご利益は五穀豊穣と子宝(子孫繁栄)。特に子孫繁栄の方では昔から祭事が行われるなど歴史もご利益に対する裏打ちもある霊験あらたかな神社です。
アクセスなど
- 住 所:〒485-0004 愛知県小牧市田県町152
- 駐車場:あり
ご祭事の豊年祭の時は周辺道路も含めて混雑しますので、注意が必要です。
境内散策
ご拝殿はまあ普通
鳥居を越えて、社務所が見えたら右向け右で見えるのがこの神社のご拝殿です。
奥宮は。。(以降18歳未満閲覧制限)
何だか普通の神社なのかな~なんて言う印象を抱いた方、正解です。そして見事裏切られてください。この神社の真骨頂は奥宮にあります。
ご拝殿の左に伸びる参道を進むとあるのが奥宮なんですが、ここには立派なバナナがお祭りされているんです。
色、艶、反り具合にくぼみ、見事な再現度と言えます。神社の祭事である豊年祭ではバナナチョコやバナナ型の飴なども売られる筋金入りっぷりです。
珍宝窟
この神社のパワースポットが奥宮の更に奥にある洞窟『珍宝窟』。
丸い二つの玉の間にバナナが建てられていて、その周りにこれまた前衛アートのようなバナナを模したオブジェがお祭りされていて、この神社のバナナに対する信仰深さが窺えます。
また、この二つの玉はそれ自体にもご利益があって
- 右(の玉)をさする:家内安全・商売繁盛・金運
- 左(の玉)をさする:恋愛成就・安産・夫婦和合
それぞれの玉ごとにお願い事が叶うご利益があるとされているので、思う存分さすってみてください。
御朱印
御朱印は拝殿から左手にある社務所にて頂けます。
あしらわれたスタンプは豊年祭で担がれるこの神社のバナナ型神輿だそうで、改めて小牧市がなかなかファンキーな町だというのがわかります。
まとめ
今回はこれで以上です。
ご利益盛り沢山な小牧を代表するパワースポットなので、お近くを通った際は一度お参りください。
ただ、子孫繁栄や夫婦和合のご利益があるのですが、予習なしに親子やカップルで訪れてしまうと微妙な空気になってしまい、最悪以降連絡が取れなくなってしまいますので、参拝する相手はくれぐれも慎重に選びましょう。