今回は京都市にある太秦映画村のご紹介。
修学旅行の定番スポットなので割と行ったことのある方もおおいかもしれません、そしてそこまで面白かったという印象がある人も多くないかもしれません。
ここはむしろ大人になってからの方が楽しめる、そんなテーマパークです。
では、今回はそんな太秦映画村をレポートしていきます。
施設概要
『太秦』は京都市右京区の地名
太秦=うずまさという地名は近畿府県外の人には馴染みがないかもしれませんが、京都市右京区の地名です。京都の中心京都駅から嵯峨野山陰線にのって北西へ、二条城~太秦映画村~嵐山~亀岡~~といった具合に結構観光名所目白押しな中の一つ。
コロナ自粛の影響によりお盆期間のみ入場制限を行っているようですが、それ以外は通常営業をしているようです。
時代劇+東映キャラ+テーマパーク。それが映画村
映画村と聞けば時代劇セットが再現されたテーマパークが印象深いかもしれませんが、事実半分以上そんな感じなんですが、それだけじゃありません。
なんたって東映・太秦映画村なんで、東映が上映した映画のキャラクターは勢揃い。
特に特撮系は仮面ライダーや〇〇レンジャーなどが揃い踏み。歴代の赤い人が一堂に会する様はもう目が痛いというべきか、どれがどれかわかんないと言うべきか、とにかく他では見られない光景が広がります。
営業時間・定休日・アクセスなど
- 営業時間:10時00分~17時00分
- 定休日 :木曜日
- 住 所:〒616-8161 京都府京都市右京区太秦東蜂岡町10番地
- 駐車場 :有料あり。6時間まで1,500円
テーマパークにしてはもとがそれほどぼったくり強気料金設定でも無いため、お得入村方法というのは限られてきます。これが入村料正規料金です。
入村心得:駐車場編
近隣に駐車場が結構あります。グーグルマップで調べただけでもこの通り。
一軒一軒載せ上げるわけにはいかないんですが、足腰とのご相談というところ。
中には上限800円とか1,000円とかもあるので、家族を入り口に下ろしてあとはお父さんの頑張り次第です。
入村券編
こちらもメジャーな方法になってきますが、まず前売り券購入。これで100円の割引になります。あとはメルカリ等の転売品を狙うのがせいぜいといったところ。
※近所にお住まいの人なんかで新聞を定期購読していれば稀に入村無料券が手に入るそうで、そちらを狙っていくのもあり。
施設案内
京の街を守るエヴァンゲリオンが出現(現在先行案内中)
今回の入村目的の一つがこれ。
一つってかほぼ全部やろ☆
高さ15mのエヴァンゲリオン初号機。これが映画村の北西端からこんにちわしています。周り全部江戸~大正時代の雰囲気の中もう違和感しかありません。
これ、10月に本格オープンする新アトラクションなんですが、先行プレミアム体験を実施中。(エヴァンゲリオン京都基地|東映太秦映画村)
行かないという選択肢はないやろ、というわけで今回当家の嫡男を7thチルドレンとして派遣しに映画村へ向かいました。
アトラクション編
アトラクションはこのエヴァンゲリオン初号機モニュメントを中心に催されます。
先行販売で出来ることは大きく3つ。
- エヴァンゲリオンショー
- エヴァンゲリオンと撮影
- シンクロテスト
エヴァンゲリオンショー
初号機前に通された僕たちがまず体験するのがこのショーです。きぐるみのシンジくんを出してくるようなら正直、太秦映画村潰れるかもしれんというところでしたが、モニュメントを中心としたショーでした。ネタバレ禁止ということなので詳細は記載しませんが、ちっちゃい子はギャン泣きするレベルではあるので、そこら辺考えて体験入村しましょう。
エヴァンゲリオンと撮影
エヴァンゲリオンとの撮影ですが、LCLプールから突き出した初号機の手のひらの上に乗って写真を撮ることが出来ます。当然自分のスマホで撮影も出来ますが、後で記念品を頂くこともできます。
シンクロテスト(注意点もあり)
シンクロテストはこのエヴァンゲリオン初号機を順番に登っていき、最後にはエントリープラグに座りアトラクションを体験するまででシンクロ率を測定するというもの。
テスト自体の詳細はネタバレしないように書いてあったので伏せますが、失敗談から
- 急がないこと
- 列は後ろの方に並ぶこと
- テストは事前に行うこと
主に失敗談から成る話なんである程度参考になると思いますが、時間ごとの体験人数は各30人ずつ。つまり並ぶことはあってもアトラクションは十分すぎるほど余裕を持って周ることが可能です。
今回成り行き上一番乗りでアトラクションを体験することになってしまったんですが、結論からいうとシンクロテストの結果は散々たるものでした。
満点100点のテストと同義と考えていい内容で言えば、野比のび太のちょっと上位と考えていただければかなり低い結果だった事が伝わろうかと思います。
ただ、これ正常な結果じゃないんです。シンクロテストは主に2つの要素で導き出されるようで、最後のエントリープラグ搭乗ともう一つ、シンクロテストがあります。
これを最初に体験することなってしまった当家では何もわからず設置されたQRコードをスマホで読み取って行うテストをスルー。結果こんな感じになってしまったという訳です。
別にシンクロ率が高かったから(高得点だったから)何がもらえるというわけでも無いようですが、どうせなら高い数値が出た方が楽しいに決まってます。
必ず落ち着いて回りましょう
グルメ編
今回映画村ではかなりエヴァンゲリオンコラボに力を入れているようで、それはグルメについても同様。村内2箇所でコラボメニューが用意されています。
NERVカフェ
もとは忍者カフェという場所なんですが、ここでコラボメニューが楽しめます。
お店の表にはシンジくんはじめ主要メンバーが着物に扮した姿が一同に介しています。
カレーと2種類のドリンクの提供が頂けます。写真は『飲むLCL』。
LCLって透明ちゃうかったっけ?なんていうツッコミはこの際なしです。暑い日に飲みたくなるレモンの香るさっぱりしたドリンク。
レストランチャンバラ
もう一つのコラボメニュー提供店がこちら。ここは主に使徒をモチーフにしたメニューが揃っています。
今回は第8使徒変容イカスミパスタをオーダー。ちなみに全メニュー制覇したかったんですが、家族の協力は1%も得られませんでした。
。。。なんていうか載せればいいってもんじゃないですよね。
そして一口、なんていうか味がない。薄いとかそんな次元じゃありません、ゼロです。
失敗した時のラーメンの味と全く同様。
そこら辺詳しいよね♪味なしラーメンとか☆
とりあえず厨房に塩借りて食べましたが、ちょっとお粗末さが目立った一品でした。何らか手違いだったと思いたいところ。
お土産編など
収益という意味では当然ながら一番ここに一番力が入っています。先程のnervカフェ(忍者カフェ)で色々と購入が可能。
ノート・クリアファイル等定番のものに始まり、缶バッジ、指人形など多種多様なものが揃っています。もう20年以上の歴史を持つエヴァンゲリオン、一定以上の熱を持つファンばっかりなようで、みんな思い思いに全力買いしてます。
あと、nervカフェでは『エヴァンゲリオンクエスト』に挑戦ができます。
一言で言えばラリークエスト。主要メンバー5人の内、好みのキャラを選んで村内をラリーし、最後に残されたキーワードを探し、NERVカフェに戻ってくるというもの。キーワードは手書きでもスマホで撮影してもOKですが、最後にはキーワードを記入しなければならないというちょっと頭の固いルールがあります。
達成時にはIDカードがもらえます。
1ラリー大体5~15分。5分は走って回って、15分はラリー中に数箇所巡る場所に迷いながらキーワードを探した場合。5時閉村までに引き換えて村をでなければならないので、時間には余裕を持って挑戦するようにしましょう。
村内案内編
ここの基本コンセプトは時代劇村。なので、村内施設は江戸~大正時代をモチーフにした建物が並びます。
時代劇撮影のセットそのままらしく、時代劇で見た感じの世界観にそのまま飛び込むことが出来る、そんな感じの場所です。
例えば、長屋風建物の前にある一見なんでも無い池。
これ、実は池じゃなく川のセットなんだとか。こんな風景見たことありませんか。
こんな感じの時代劇のセットが随所に設置されていて、時代劇気分を満喫出来ます。あと、侍や忍者などがうろちょろしていてその人達と記念撮影も可能。めっちゃ親切な人ばっかりで、子供に刀振りかぶった格好いい姿の指南をしてくれたりと大人は写真撮って、子供は成り切って楽しめる、そんなみんなで楽しめる施設になっています。
アトラクション・ショー編
アトラクションはそれほど多くはない
こちらのテーマパーク、コンセプトは見ることに重点を置いているのかフリーパスというものはありません。代わりに単品500円のアトラクションが一回あたり100円ずつ安くなるパスがあります。
流石におっちゃんがアトラクションで元気いっぱいというわけにもいかないので
エヴァンゲリオンノリノリやったやん☆
また別問題です。
アトラクションに乗った画像は子供のもので溢れているので自重しますが、迷路やお化け屋敷などどちらかというと最新鋭の、というよりちょっと懐かしい感じのするアトラクションが主。
ですが、そんな中にもおっと思わせる演出があったりと決して侮れるものではありません。
ショーは子供ノリノリ(コロナ密を避けるため去年の画像を掲載)
ショーイベントは大きく分けて2つ。おなじみ時代劇のものとヒーローもの。なので、もっとちっちゃいかもっと年を食ってから面白いと感じるものなので、ちょうどそのどちらでもないんですよね。
裏を返せば子供とおっちゃんはノリノリ、特に仮面ライダー・〇〇レンジャーシリーズにドハマりしているお子さんの居る家庭は間違いなく満足してもらえることと思います。
シーズンイベントも人気で、『ひえひえ王国』は普段家でゲームしかしていないようなお子さんでも思う存分、弾けてくれることと思います。
一言で言えば用意された水を使っていろんなゲームに挑戦するというもの。水をコップでかけて参加するのが無課金スタイルですが、ほぼ全員水鉄砲持参。周り皆水鉄砲を使用する中、自分の子だけが持っていない姿を見るとちょっと切なくなります。
水鉄砲は販売もしているものの、持参する事も可能なので是非何らか用意して挑みましょう。
まとめ
今回はこれで以上です。
なんだかんだいって毎年お世話になっている東映太秦映画村、有名なテーマパークがやたら値上げしていく中、良心的なお値段で運営してくれている辺りも庶民として好感が持てるところ。修学旅行で行ったことがあるからもういいや、そんな風に思っている方、時代劇に興味ないからと行ったことがない方、意外と楽しめる場所です。