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『ひこにゃん』と『女城主』で一躍有名に『彦根城』


今回は滋賀県にある『彦根城』のご紹介です。
彦根城をご存じない方もこのキャラならご存知でしょう。

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ゆるキャラグランプリ殿堂入りのひこにゃんです。このデザインの違いすらいまいちわからないゆるキャラたちの中で、ひこにゃんはグランプリに輝き、彦根は一時期このゆるキャラ人気に推され、また元々の観光名所としてのポテンシャルから、今や大人気観光スポットとなった彦根城。今回はそんな魅力いっぱいの彦根城をご案内します。

お城概要

彦根は滋賀県の南東部。昔から東京(江戸)⇔京都を結ぶ東海道、中山道が通る交通の要衝として栄え、草津宿、関宿など今でもその街並みを残す場所も多くあります。
彦根の街は元々石田三成が治める場所でしたが、関ケ原の合戦以降徳川四天王として軍功を上げた井伊直政が所領18万石と共に、石田三成の居城佐和山城に入り、新たに治めることとなりました。井伊直政の立身出世は大河ドラマでも描かれた通り。

井伊家は一度は所領を全て失ってしまうという憂き目にも遭いながら、徳川の譜代大名として最盛期35万石にまで返り咲いた世にも珍しいお家柄です☆

一時は佐和山城主となった直政でしたが、名城ながら造りが古く、また石田三成の居城だった佐和山城を嫌い、新たに自分の城を築こうと彦根城築城に着手します。
ですが、残念ながら関ケ原で負った傷が癒えないまま、他界してしまいます。
その後の跡を継いだ井伊直継とその家老の木俣守勝にそのお役目は引き継がれます。
築城は周りの藩の12大名に手伝いの任が命じられ、1622年遂に完成したのが彦根城と言う訳です。

江戸幕府が全国の大名にお触れを出す、いわゆる『天下普請』と呼ばれる土木工事にあたるものでした。それだけ井伊家が幕府に目を掛けられていたという事ですね☆

その後明治時代に入り、廃城令が布かれ各地の城が解体・売却されていく中、彦根城天守も例に漏れず売却されそうになりますが、明治天皇行幸の際に城の保存が命じられたことで、売却・解体を免れます。昭和に入ってからは城内外に千本のソメイヨシノが植えられるなどして、現在では季節を問わず観光客が押し寄せる名所となっています。

因みに、明治時代に売却される事となった天守に付いた値段は700円(大体今の266万円くらい)だったんだとか。物の価値が今と違うので、換算してもちょっと違和感を覚える大安売りですね☆

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城内を見て回ろう

彦根市の北東部に立ち、西に琵琶湖を臨む風光明媚なお城です。
大手門に二重の堀、二つの櫓で守られていて、外観もそうですが城郭としての機能美も兼ね備える堅牢なお城です。

外堀と大手門

彦根城はこの大きな外堀に守られています。春にはこのお堀いっぱいにソメイヨシノが花をつけるので、外周散策だけでも見ごたえは十分。

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大手門は今はなくなってしまっているので、そのまま内堀沿いに進むと城の入口が見えてきます。ここからは有料、ひこにゃんパネルがお出迎え。

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観覧料と時間はこんな感じ。若干高めな気もしますが、ここまで来て引き返す訳にもいきません。

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因みに、今回訪れたのは『即位礼ご正殿の儀が行われる日』だったため、限定御朱印をゲット。普段も事務所で赤備えの御朱印が頂けるみたいです。

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石垣と登城の道

お城の入口をすぎるとここから登城の道が始まります。
坂はそこまでの斜度ではありませんが、だらだらと長く続く感じなので舐めてると後半ばてます

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おっちゃんの様にね☆

この立派な石垣が見えてくればゴールは近いです。

二つの櫓

櫓と言うのは、防城戦における索敵や前線基地のような役割を担う仮設又は常設の建物を言います。彦根城には二つの櫓があってそれぞれ天秤櫓・太鼓門櫓と言う名前が付いています。

天秤櫓

階段を登り切った先にあるのが一個目の櫓『天秤櫓』です。
『天秤』の名の通り、先が登城経路に向けて2本飛び出した独特の作りが特徴。
こちらは中を閲覧することが可能。

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太鼓門櫓

天守のすぐ手前にあるのがもう一つの太鼓門櫓です。こちらは中に入ることが出来ません。

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天守

天守前

登城の道を最後まで登り切った先にあるのが、この天守です。

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天守前では入場整理と思いきや、赤備えの甲冑を囲んでの記念撮影をしてくれるようで、ちっちゃな写真素材がプレゼントされ、大きいやつは任意で買ってねというそこそこぼったくるいいお値段がする観光地でよく見かける写真サービスがあります。

天守内部

天守は全部で3階建てになっていて、最上階はお決まりの展望エリア。琵琶湖はもちろん、そこまで高い建物がないので、彦根城城下町を一望できる絶好のビュースポットになっています。

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天守1階、2階

天守内部には『狭間』と呼ばれる小さな穴の跡が多く空いています。これは矢や鉄砲の先だけを出して射出する為の迎撃の口です。戦国ものの時代劇で稀に見ますね。

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梁や天井。流石に当時の物ではないだろうとはいえ、年季を感じさせます。

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アクセス

  • 住 所:〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1−1
  • 駐車場:あり。

滋賀県彦根市内彦根ICより車で約15分。彦根城下複数個所に有料駐車場があります。

まとめ

今回はこれで以上です。
彦根城周辺は城散策も魅力的ですが、城下町にあたる目抜き通り『夢京橋キャッスルロード』は昔っぽい雰囲気を残していて、しかも食べ歩きが出来るコロッケ屋さんがあったり、漬物の山上さんがいたりと、散策の楽しみに事欠きません。

www.aoimon.net

ぶっちゃけ彦根に行って、彦根城にいかないという選択を取る方は恐らく居ないとは思いますが、城散策+通り散策で出来れば半日くらいは見込んでおきたいところです。

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